背高泡立草(セイタカアワダチソウ)の花言葉は?アレルギーの原因になるって本当?

10月のお祭り
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背高泡立草がアレルギーの原因になるって本当?花粉症なの?

何度かお話していますが「背高泡立草はアレルギーの原因になるから悪い花!」という方も多く見かけますし、なんとなく避けている方も多いですね。

しかし背高泡立草は群生しているところをよく見ると分かる通り「虫媒花」……つまり、虫を介して受粉する花なんです。

つまり背高泡立草は花粉を飛ばさない……よく言われているような、花粉アレルギーの原因ではないんですね。

どうして背高泡立草がアレルギーの原因になると言われてしまったのかというと、「ブタクサ」と一緒に考えられたからというのが一般的です。

もちろん自然植物である以上触れるなどでアレルギーを発症する可能性がゼロであるとは言いませんが、背高泡立草は花粉アレルギーの原因ではないですし、もちろん触っても問題はありません。

もし花によるアレルギーになってしまったら治療法は?治るの?

日本人と花粉症はもう切り離せない関係で、日本で多く広まっているスギ花粉はもちろん、他の花の花粉からアレルギーを発症していることももちろんあります。

花粉アレルギーになってしまった場合、日頃の生活でできる対策、そして病院などで花粉症の治療を行うことなどが考えられます。

病院での花粉症の治療は症状を抑える「薬物療法」、そしてアレルギーの反応そのものを抑える「減感作療法」になります。

減感作療法花粉のエキスを少しずつ濃度を高めて摂取し、反応そのものを抑えるように慣らしていく方法です。

特にいま広まっている舌の下に花粉エキスを垂らして飲み込む「舌下免疫療法」は開始時期などがある程度決まっている、期間が長いなど注意点もあるものの、高い効果があります。

花粉症は元々「こどもはかからないもの」というイメージもありましたが、小さなこどもでも花粉症になる子が増えています。

特に小さなお子様や赤ちゃんは自分で調子がおかしいこともなかなか伝えられないので、こどもや赤ちゃんは様子を見ておかしいなと思ったら病院を受診することも考えてみましょう。

まとめ

背高泡立草は元々花粉アレルギーとは関わりがないものの、花粉症の原因として広まってしまったために嫌ってしまっている方も多く見かけます。

実際はアレルギーどころか薬効が認められつつあるとても嬉しい花でもあり、近頃は少しずつ見かける機会が減少してしまっている花でもあります。

もし家の近くなどで見かけたら、ぜひ今年は背高泡立草を避けずに近くへ行き、ゆっくりその黄色い花を鑑賞してみてくださいね!

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