最近話題の香害とは何?
そもそも香害とはどんなことを指すんでしょう?
良い香りでも強いものや好みではない香りの場合、長時間その香りをかいでいると気持ちが悪くなってしまうものです。
よく薬局や雑貨屋さんで販売されているキャンドルやアロマオイルなんかも香りを選んでいるうちにだんだん具合が悪くなってしまいますよね。
一般的に香害で気分を悪くする人のほとんどが、柔軟剤や洗濯用芳香剤の香りにやられるようです。
芳香剤は人工的に作られた化学物質の匂いであるため、体調不良を引き起こしやすいんだそうです。
現在では、消費者庁などで「香害110番」という相談窓口も設けられているほど、社会問題となっているようです。
職場や学校などで、周りの人の服から発せられる強い香りに具合が悪くなっても、自分から相手に指摘することはできませんよね。
これも香害トラブルの一つの大きな問題です。
【アーカイブ】香害110番から見えてきたもの
香害によってどんな症状が発症してしまう?
まず香害の症状として一番多いのは、吐き気がすることです。
さらに、めまいや頭が痛くなったり、咳が出たりする人もいます。
喘息やアレルギー症状を発する人もおり、この場合は呼吸困難に陥るのでとても危険です。
これらの明確な症状が出ない場合でも、不快感を抱く人も多く、電車やバス、学校や職場など長時間、その場にいないといけない場所で、強い香りに長時間絶えないといけないのは苦痛のほかの何事でもありません。
これらの香害に治療法があるわけではないので、防臭効果のあるマスクをしたり、強いミント系の飴やガムを食べることで一時的ですが乗り切ることができるようです。
職場に限定すると、USB型の空気清浄機などを使用すると、かなり効果的だと思います。
CS-8「香害」私の実際の健康被害 〜ぜんそく発作が起こる