インコと過ごすはじめての冬!インコは寒さに強い?弱い?
まずはじめに言います。
インコは、暑さにも寒さにも弱いです!
適温が大体18度から25度くらいと言われています。
個体差や年齢によって、寒がりだったり暑がりだったりすることもあるので、そのあたりは飼い主さんが気をつけて見てあげて欲しいです。
しかし、まずはじめに考えることは、一般的な適温に環境を整えてあげることです。その方法については後で触れますね。
その前に、寒がっている・暑がっているときのインコの格好を覚えておきましょう。
寒い時
身体全体の羽根を膨らませ、丸々としたように見える。
これは、膨らませた羽根の間に空気を取り込み、少しでも温かい層を作ろうとしている行動です。
人間が寒い時にするように首を竦めた感じに見えます。
ふくらすずめ、という冬に見られるすずめの行動がそれですね。
暑い時
翼を半分ほど広げ、息が荒くなる。
翼をいかり肩になったように広げ、少しでも身体に風を当てようとしている行動です。
ハァハァと息が荒くなるのは、人間と同じですね。
この2つの行動を覚えておけば、ご自分の愛鳥が寒がっているか暑がっているかの判断は出来ると思います。
人間自身が適温でも、ケージの場所によって、実はインコには暑いや寒いがあるかもしれません。
ケージには、小さなものでもいいので温度計をつけておくと安心です。
インコや鳥類は冬眠するの?
熊や野生のリスなどは、しっかり栄養を蓄えてから冬眠しますよね。
しかし、鳥の場合は冬眠をすることはありません。
シベリアなど、あまりにも寒さの厳しい地域に住んでいる鳥は、渡り鳥となって過ごしやすい地域へと移動をする種類もいます。
白鳥などは、その良い例です。
なので、家の中で大切に育てられているインコは冬眠をすることはありません。
寒さに当てられて動きが鈍くなることがありますが、その場合は早急に温かくしてあげてくださいね。