犬山祭り!日程と概要は?
迫力ある車山という大きな山車、そしてからくり人形と聞いているだけでわくわくする犬山祭りですが、まずは具体的な雰囲気を動画で確認してみましょう!
第383回 『犬山祭』本楽祭「どんでん全記録」前編(2017.4.2日) 愛知県犬山市 〈 INUYAMA FESTIVAL 〉
お祭りならではの賑やかな、楽しそうな雰囲気が動画の犬山祭りからも伝わってきますね!
この犬山祭は、寛永12年(1635)に始まる針綱神社の祭礼で、毎年4月の第1土日曜に行われます。
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開催概要
開催日:2024年4月6日(土)・4月7日(日) ※4月第一土日
開催時間:9:00〜21:30
犬山祭りは愛知県の針綱神社の祭礼行事であり、この神社では1537年、織田信康が手彫りの狛犬一対を奉納して安産祈願をしたというお話が残っています。
これが今でも続く「戌の日に安産祈願をすると良い」という風習にも続いていますので、こういった目線から見るのも楽しいですよね。
針綱神社は東海の鎮護、水産拓殖、五穀豊穣、厄除け、安産、そして長寿の神など……「濃尾の総鎮守」とされています。
そんな歴史がある針綱神社ですが、犬山祭りの起源は寛永12年、針綱神社の祭礼行事の際、下本町の魚屋町から練り物が出され、寛永18年に車山やからくりが奉納されたことだそうです。
以降とくに車山については魚屋町や犬山城主が奨励したことが理由で、その他の町にも広がっていきました。
犬山祭りは来場者数が50万人とも言われる人気のあるお祭りで、行くからには事前のチェックや準備が大切ですね!
犬山祭りといえば車山!なぜ車山というの?
犬山祭りで有名なのはやっぱり車山ですが、犬山祭りの車山は三階建ての大きなもので、それぞれにからくり人形が用意されているのが特徴です。
また365個もの提灯が備えられていて、この提灯を点燈して町を練り歩くという豪華さも人気の理由となっています。
車山がどのくらい大きいのか、また見た目の迫力などは文章よりも動画でご確認いただくのが一番だと思うので、次の動画もぜひご覧ください!
豪華絢爛な車山、城下を練り歩く 犬山祭始まる 愛知
ところでどうして犬山祭りの車山は「車山」と呼び、「山車」と言わないのか疑問に思いますよね。
お祭りの山車は全国各地にもありますが犬山祭りの車山はどうして車山(やま)と呼ぶのかというと、答えは簡単、「山のように大きいから」です。
犬山祭りの車山の高さはなんと8メートル、重さは5t以上と、一般的な山車と比べとても大きいんです。
その見た目から「車山(やま)」と呼ばれるようになった……由来を聞くと納得の理由でしたね!