もうすぐ小1になる我が子が小1プロブレムにならないように親がすることは?
元気にあいさつ!
小学校での良い友達関係を築くためにも、“元気にあいさつ”ができることが大切です。
あいさつする事は、友達はもちろん先生、地域の人たちとの人間関係を良くするために大事な役目を果たしています。
しっかりとあいさつをすることで、うまくコミュニケーションが取れるようになるでしょう。
家庭でも「時間割り」生活
学校は時間割が決められ、そのサイクルで生活するようになりますね。
家庭でも時間割りを作ってできるだけメリハリある生活を心がけましょう。
「朝は〇時に起きる」「○時になったらご飯」や、「〇時にはお風呂」「○時には寝ること」などと時間を区切ると、子どもは「○時までに宿題やらなくちゃ遊ぶ時間がない!」と、時間を逆算して行動するようになり、メリハリのある生活習慣が身につきます。
また、小学校に入ると身の回りの整理整頓は自分でする力が求められます。
遊んだ後の片付けや、着替えた洋服、食事後の食器なども自分で片づけられるようにしておくと小学校生活でも困ることがなくなります。
今からでも家庭で習慣づけてあげると、小学校でも「授業が始まるから座らなきゃ!」という意識の芽生えも、早く身につけてくれると思いますよ♪
絵本の読み聞かせは座って!
子どもをキチンと座らせて、絵本の読み聞かせをしてあげましょう。
できれば、6歳児用以上の少し文字量の多い絵本を使って、少しずつ座って聞く時間を伸ばしていくことがポイントです!
小学校では先生の話を聞き、指示を理解し、従う力が必要になります。
少し長い時間でも、座ってお話を聞けるようになることは、人の話を聞く訓練につながります!
友達と遊ぶ!
同年代の友達と遊ぶ時間というのは、実はとても大切で、集団行動の基本を学ぶことにつながります。
友達との遊びを通して、相手の気持ちを考えつつ、自分の気持ちに折り合いをつけられるようになるなど、子どもなりのコミュニケーション術を身につける良い経験となります。
『小1プロブレム』に対応 品川区、幼稚園・小学校の連携教育
入学後に小1プロブレムの特徴がではじめた、先生から指摘されたら?
もし問題行動を指摘された場合でも、混同してはいけない事があります!
それが小学校生活に適応できないことからの「小1プロブレム」なのか?または、「発達障害」によるものか?と言うことです。
発達障害のひとつ「ADHD(注意欠陥多動性障害)」は集中力が無く、じっとしていることが非常に困難で、物事を最後までやりとげられず、途中で投げ出してしまう事が多いです。
また、「アスペルガー症候群」は、相手の気持ちを理解したり、何を求められているかなど察することが非常に困難です。
そのため、会話がチグハグになりがちです。
人とのコミュニケーションが苦手で、特にも新しい環境などでは混乱しやすく、馴染みにくいとされています。
昨今、話題にあがることの多い「大人の発達障害」において、精神科および心療内科での診察をうけたところ、それまでの経過をよく調べてみると、子どもの頃からそういった症状があったという方がとても多いのです!
もし心配されるようであれば、精神科および心療内科に受診されることも良いのではないでしょうか?
ADHDもアスペルガー症候群も、生まれ持ったその人の特性と言えますので、治療しても根本的に治るというものではありません。
それでも早期からの治療とあわせて、対処法などを知っておけば、十分に社会性を養うことは可能であり、現に病気と向き合って生活している方たちがたくさんいらっしゃいます。
社会性や対人関係能力を身に付ける「心理・社会的療法」を行ったその後、状況に応じて症状を抑える「薬物療法」を併用する治療が一般的です。
まとめ
小学校入学とは、子どもたちの環境に大きい変化をもたらすものです。
なんでも、いつでも世話を焼いてくれていた先生はもういませんね。
先生や友達との関係性も大きく変わるため、子どもたちが戸惑いをみせるのも無理のないことです!
のびのびと自由に過ごしてきた幼稚園・保育園とのギャップに対応できるよう、今から少しずつゆっくりと、まずは家庭から環境を整えてあげてくださいね♪