お米の賞味期限は半年?1年?正しい保存方法は?
お米ってかなり長い間、保存できるように思いますよね?
でも、意外と短いんです。
1年くらいは大丈夫な気がしますが、それは精米前のお米に限ります。
精米後の普通の白米の場合は、春であれば約1か月、冬ならば約2か月、梅雨から夏・秋の期間は約3週間と言われています。
ただ、これは常温で保存した場合を指します。
なので、温度や湿度が変わらない冷蔵庫で保存した場合は、3か月くらいで食べきるのが良いとされています。
もちろん、うまく保存すれば半年くらい経っても大丈夫だと思います。
どこに置いて保存する?
長期間良い状態で保存するためには、湿度を低く、温度も低く保つのが重要です。
なので、冬なら寒い廊下などでも大丈夫でしょうが、夏や梅雨の時期には冷蔵庫の野菜室に入れて保存するのがベストでしょう。
どんな状態で保存する場合でも、お米の中に唐辛子を入れておくと、虫がつかないので安心です。
お米を入れておく容器は?
お米を入れておく容器ですが、外での保存ならば通気性が良い物が良いとされているので、空気に触れると酸化してしまうんですが、紙袋に入れておくのがベストです。
ですが、最近はプラスチックの容器に入れて、冷蔵庫に入れるのが一般的だと思いますし、これが一番楽だと思います。
お米にも賞味期限があります
もったいないけど、こんな状態になったらお米はもう食べられません!
お米だって湿気が多い場所にあれば、黒や緑色に変色したカビに覆われてしまいます。
ただ、色が付いたカビが生えていれば、一目で食べられないことが分かりますね。
カビが生えているかチェックする方法
でも、カビには一目ではよく分からない色の物もあります。
そういった場合は、お米を洗った際に水が黒く濁っているかどうかで判断してください。
黒く濁っていれば、カビが生えている証拠ですので、食べない方がいいでしょう。
カビには根っこがあるので、洗い流したくらいではなくなりません。
昔は洗ったり、カビが生えた部分を切り落として食べていたと思いますが、危険なのでもったいないですが廃棄しましょう。
お米を保存している容器内に虫!
さらに、気を付けないといけないのが虫ですね。白米に湧く虫として、定番なのがコクゾウムシです。
この虫は飛んで来る虫であり、お米の中に卵を産んで、中で幼虫は大きくなります。
3ミリくらいの大きさになると、米粒から外に出てきます。
なので、複数の虫が容器内にいると、米粒の中にも虫がいる可能性があります。
ただ、この虫を食べてしまっても健康被害が発生することはまれです。
でも、個人差がありますが、アレルギー反応が出る場合もあるので、あまりにも多くの虫が湧いている場合は、食べるのを控えた方がいいでしょう。