もしかして飛行機恐怖症かも・・・。飛行機恐怖症の症状とは?
飛行機恐怖症は名前のまま「飛行機に乗るのが怖い、恐怖を感じる」という恐怖症ですが、具体的には以下のような症状がある場合に注意が必要です。
登場前
・飛行機に乗るのが憂鬱
・前日眠れない
・旅行を楽しむ気にならない
・えづく
・お腹を壊す
・頻尿気味になる
搭乗後
・大量の汗をかく
・無意識に力が入る
・眠れない
・震える
・食べられない
・えづく
こう並べてみると分かりますが、明らかに「緊張」からくるストレス・症状が並んでいますね。
「飛行機に乗るのが怖い」という感情はどこから生まれてくるのかについては、多くの原因が考えられます。
高所恐怖症や閉所恐怖症の方はやっぱり陸続きではない狭い空間に閉じ込められているので、元から明らかに気持ちの良い場所にはなりませんよね。
またもちろん理性的な不安、例えば「こんな大きな塊が空を飛ぶなんて」「飛行中のトラブルやミスで事故になったらどうしよう」という不安、また自分がコントロールするのではなく人任せにしているという不安もあります。
これに伴う事故になった場合の死の恐怖が合わさり、「飛行機に乗るのが怖い」となるんですね。
ですから飛行機恐怖症は、どちらかというと物事を良く考えるようになる「大人」に強く現れます。
しかし私もそうだったのですが、漠然と飛行機に乗りたくないという気持ちがあったとしてもここまで気持ちが圧迫されるかどうか……正直乗ってみないと分かりませんよね。
一度乗って不安な思いをされた場合は「次もまた同じようになる」と判断も出来ますが、自分が飛行機恐怖症だと事前に気づくのはなかなか難しいかもしれません。
飛行機恐怖症と判明。克服するにはどうしたらいいの?
自分が飛行機恐怖症だと分かっていて事前に克服したい場合にも様々な方法があり、また最初にお話した通り飛行機恐怖症はれっきとした恐怖症なので病院に行くのももちろんありですね。
病院は精神的なものだから……と精神科や心療内科を想像されるかもしれませんが、そこまでハードルをあげることはなく、一般的な内科でもOKです。
病院を受診して「飛行機にのるのがどうしても怖い」と伝えると、効果の優しい精神安定剤などをもらえます。
もちろん飛行機恐怖症用に処方された薬は医師の指示をきちんと守り、安全に服用するようにしてくださいね。
その他飛行機恐怖症を克服するための方法として最終的にはやっぱり「慣れ」、そして漠然とした不安を消すために飛行機についての知識を正しく得ることになります。
飛行機に乗るのが怖いのにいきなり海外へ長時間フライトをする、これは難しくて当然ですよね。
国内の短時間フライトであればストレスがかかる時間も短くなりますので、まずは国内便で慣れるというのも一つの手段です。
また飛行機が不安なのによく分からない航空会社の飛行機に乗る……もちろんこれも、精神的に落ち着けるはずがありません。
多少割高になろうが安心できる航空会社、分かりやすく言ってしまうと「国内の大手航空会社」を使いましょう。
ここで予算を多く取られてしまうことになるのはつらいかもしれませんが、飛行機恐怖症をちょっとでも和らげるための手段だと割り切って利用するのがおすすめです。
飛行機についての正しい知識、フライトに対する正しい知識を得て「飛行機は安全」だと分かれば、漠然とした不安もなくなりますよね。
逆に「飛行機事故特集!」など漠然と不安を煽るような番組は、飛行機恐怖症を更に発症させやすくなってしまいます。
書籍などでも飛行機に関するものはたくさんあり今はインターネットでも情報を探しやすくなっていますので、まずは飛行機の正しい知識を身に着けましょう!