御堂筋で銀杏拾いの時期は?
御堂筋では毎年9月の下旬頃からイチョウの木に銀杏が生りはじめます。
ただし、最盛期は10月~11月です。
黄葉も終わる12月に入ると銀杏も残っていませんので、ご注意ください。
また、御堂筋では銀杏のニオイや、道路にまで出て拾う人がいて危険だということで、銀杏の生るメスの木をオスへ植え替える作業をしています。
ここ数年で銀杏拾いができなくなる可能性もあります。
そんな時は、「大阪城公園」です。
公園内は車通りもありませんし、トイレや休憩できる売店などもあります。
子供連れでの銀杏拾いにはおすすめです。
そもそも銀杏はどうやってできるの?種なの?身なの?
銀杏はイチョウの種子
イチョウの木から落ちたばかりの銀杏は、周りに果肉のようなものが付いていますが、じつは実ではなく種なんです。
周りの部分は果肉というよりは皮です。
イチョウの木にはオスとメスがあり、メスの木にしか銀杏は生りません。
オスの木から飛んできた花粉が、メスの木の花に受粉することで銀杏(種子)ができるのです。
あのニオイの正体は・・・
銀杏が落ちてくると独特のニオイが周辺に漂いますね。
あのニオイは銀杏の周りの皮に含まれる成分が原因です。
下記の2つが合わさることで、更に強烈なニオイに進化します。
■酪酸
バターなどの乳製品に含まれるニオイ成分です。
牛乳が腐ったようなニオイがします。
人間の皮脂にも含まれていて、足のニオイの原因の1つとされています。
■エナント酸
腐った油のようなニオイの成分です。
ツンとする強烈なニオイがします。