ガソリンにも使用期限があるの?腐ったり、カビたりするの?
まず、結論としてガソリンにも使用期限がちゃんとあります。
長期間使わずにいると、腐るような現象がおきます。
一般的に密閉された温度変化の少ない場所で保管した場合は、6か月程度と言われています。
中には、1年以上放置しても大丈夫という意見もありますが、安全圏は6か月程度でしょう。
さて、6か月以上たって異常が発生したガソリンは「腐る」などと表現されますが、これは実際には正しい言葉とは言えません。
実際には、ガソリン内の揮発成分が抜けてしまったり、酸素に触れることで酸化したり、タンク内に結露などが発生して水分が混入してしまうことで、劣化していくという方が正しいです。
劣化したガソリンの特徴ですが、通常は赤いガソリンが黄色みがかり、悪臭を発するようになるそうです。
この辺りになったものは、使用しない方が良いでしょう。
携行缶に3ヶ月ぐらい入れっぱなしのガソリンって使える?
最近の大きな災害の影響で、家での備蓄を徹底している家庭も多く、ガソリンに関しても携行缶に入れて備蓄する人が増えました。
ホームセンターなどで購入できる携行缶ですが、車のタンク内で保管するよりも通常良い状態で保管できると思います。
まず、きちんと密閉して空気に触れない状態にすることが大切です。
さらに、温度や直射日光に気を付けて保管すれば、6か月は品質を保つことができます。
1年くらいは問題ないと言われていますが、劣化し始める可能性もあるので、6か月ほど経っても使わない場合は、一度入れ替えを行った方が良いでしょう。
6か月経過した携行缶内のものであれば、車に入れても全く問題ないと思うので、破棄せずに普段使いでの入れ替えで問題ないと思いますよ。
X-EUROPE BT-1000 ガソリン 携行缶 の実際の給油