岐阜県「揖斐祭り2023」!見どころ総まとめ!駐車場は?

5月のお祭り
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岐阜の5月といえば「揖斐祭り」!どんなお祭り?

揖斐祭り(いびまつり)は、岐阜県揖斐郡揖斐川町にある三輪神社周辺で、毎年5月4日と5日に斎行される三輪神社の例大祭を『揖斐祭り』と云い、300年以上続いております。

江戸時代から、豪華な5輌の軕(やま)や大神輿3基が存在しており、それよりもはるか昔からお神輿の巡行があった大きなお祭りです。

開催日:2023年5月4日(木・祝)・5月5日(金・祝)

揖斐祭り 公式HP:

揖斐祭り | 300年以上続く三輪神社の例大祭
| 300年以上続く三輪神社の例大祭

三輪神社 公式HP:

三輪神社 揖斐川総鎮守〜美濃国のダイコク様〜
揖斐川総鎮守〜美濃国のダイコク様〜

揖斐祭りのスケジュール

現在の揖斐祭りでは、以下のような日程で開催されます。

5月4日:試楽
9:30 例大祭 神事斎行 (三輪神社拝殿)
11:00 軕曳き入れ開始 (三輪神社境内)
13:30 子ども歌舞伎 奉納 (三輪神社鳥居前)
16:00 子ども歌舞伎 披露 (三輪神社境内)
19:30 子ども歌舞伎 披露 (三輪神社境内)
21:00 帰り軕 (宵軕) 本町通で曳き揃え

5月5日:本楽
8:30 神楽出発 (三輪神社)
9:00 軕曳き入れ開始 (三輪神社境内)
11:00までに五輌の軕境内に勢ぞろい
11:00 稚児役者練りこみ (下町稲荷神社より)
12:30 巫女舞披露 (三輪神社舞殿)*稚児役者参拝後
13:00 神輿発御式 (三輪神社神輿蔵前)
13:30 神輿出発
14:00 子ども歌舞伎 披露 (三輪神社境内)
15:00 餅まき・菓子まき 披露 (三輪神社境内)
16:00 子ども歌舞伎 披露 (三輪神社境内)
19:00 神輿還御式 (三輪神社神輿蔵前)
19:30 子ども歌舞伎 披露 (三輪神社境内)
21:00 帰り軕

最大の見どころは歌舞伎!

この揖斐祭りの最大の見どころが曳山内で行われる子供による歌舞伎です。

もともと、岐阜県の西濃地方では芝居小屋ではなく、曳山の上で行う歌舞伎が主流だったそうです。

現在では、岐阜県内では「垂井の曳山祭り」とこの揖斐祭りのみで曳山歌舞伎を見ることができます。

歌舞伎を行う舞台となる曳山は芸山と呼ばれており、重要有形民俗文化財に指定されており、全部で5輛あります。

5月4日 三輪神社境内で13:30、16:00、19:30から3回稚児歌舞伎が披露されます。

5月5日 三輪神社境内で14:00、16:00、19:30からの3回稚児歌舞伎が披露されます。

芸山にて上演される稚児歌舞伎は当番町制になっており、当番町になった町内の男女小学生から数名が選ばれるようです。

令和5年の演目

絵本太功記十段目 尼ヶ崎閑居の場(えほんたいこうきじゅうだんめ あまがさき かんきょのば)

子供歌舞伎の日程

5月3日:特別披露
12:00 伊勢大神楽 特別上演
13:00 子ども歌舞伎特別 披露
(揖斐川町地域交流センター はなもも)

5月4日:試楽
13:30 子ども歌舞伎 奉納(三輪神社鳥居前)
16:00 子ども歌舞伎 披露(三輪神社 境内)
19:30 子ども歌舞伎 披露(三輪神社 境内)

5月5日:本楽
11:00 稚児役者練りこみ(下町稲荷神社より)
14:00 子ども歌舞伎 披露(三輪神社 境内)
19:30 子ども歌舞伎 披露(三輪神社 境内)

子供歌舞伎 | 揖斐祭り
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揖斐祭りの始まりはいつ?

揖斐祭りが始まったのは1720年ごろとされ、旗本だった岡田将藍善諧が幕府から御旗奉公に任命されたのを祝って、各町内で競って造り物をつくり、御輿の先へ渡したことが起源と言われています。

当初は人形を飾った簡単な出し物でしたが、垂井や長浜の影響で豪華な曳山が造られて、1887年には稚児歌舞伎も上演されるようになったそうです。

2011年5月5日 揖斐まつり -1- (岐阜県揖斐郡揖斐川町三輪)


揖斐祭りといえば豪華絢爛な「5輌の芸やま」!

車へんに山」で“やま”と読みます。

揖斐祭りを飾る曳き軕の起源は、この地に陣屋を置いて支配していた旗本 岡田将監善諧が、享保5年(1720)1月、幕府の旗本奉行に任命されたのを祝い、各町内が競って造り物をこしらえ、神輿の先へ渡したものと伝えられています。

宵軕(よいやま)

5月4日 20:30ごろ~

夜の子供歌舞伎の終了後、5輌の軕はそれぞれの町内に帰ります。

日が落ちた後、多くの提灯に彩られた軕が闇の中で煌々と浮かび上がり、夜の本町を曳かれて行く光景は風情があり見事です。

午後8時半ころには、5輌が1列に並びます。

これが「曳きそろえ」と云われています。

5輌の軕が縦列に並ぶのは祭例中、この時だけです。

各軕が整列すると、それぞれ音色を競うように一斉に打囃子は響きます。

賑やかな音曲と、提灯の眩しい灯りに心躍らせ翌日の本楽を迎えます。

揖斐祭りに欠かせない5輌の芸やまは、それぞれデザインが違っています。

上 町(かんまち)・・・・高砂軕(たかさごやま)
中 町(なかまち)・・・・住吉軕(すみよしやま)
下 町(しもまち)・・・・鳳凰軕(ほうおうやま)
上新町(かみじんまち)・・龍宮軕(りゅうぐうやま)
下新町(しもじんまち)・・市 軕(いちやま)

どの芸山にも彫刻や豪華な装飾が施されており、歌舞伎を演じられる小さな舞台が設置されています。芸山のバックに描かれている画がとても見ごたえありますよ。

軕 | 揖斐祭り
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揖斐まつり Ibi Festival of Children’s Kabuki

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