富山の5月といえば「伏木曳山祭」!どんなお祭り?
富山県内では、5月から6月の2か月に渡り、県内各地でけんか祭りが開催されます。
そんな中でも、伏木曳山祭は歴史あるけんか祭りでとても迫力があり、見る者を魅了する魅力が詰まっています。
1820年から次々と作られた曳山は現在、7基もあり、各町が昼と夜とで全く違うデコレーションで町を練り歩きます。
「かっちゃ」と呼ばれるけんか祭り特有のぶつかり合いは、双方の町が満足するまで続けられます。
伏木曳山祭は、伏木の人々にとって春の訪れを知らせるお祭りであり、富山の長い冬の終わりを祝うように、普段は町を出ている若者も集って、お祭りに熱中します。
伏木曳山祭は、毎年5月15日に開かれてきた同祭は、過密日程の解消のため、同月の第三日曜の前日の土曜日に開催されます。
2025年スケジュール
5月16日(金)
◆大祭式・神輿渡御 8時〜
◆ライトアップ 19時〜21時
<ライトアップ> 5月16日(金)19時〜21時
山倉前(予定)にて、花山車のライトアップとともに、威勢のいい囃子で祭の前夜を盛り上げます。
<神輿渡御(みこしとぎょ)>5月16日(金)9時〜17時
伏木神社の春季例大祭の神輿の巡行に、子供たちの母衣武者行列や、花傘、太鼓が随徒します。
5月17日(土)
◆花山車 10時〜
◆提灯山車 17時〜
5月17日(土)<昼の部>10時00分 出発式、10時20分 曳出 〜 14時30分 終了
5月17日(土)<夜の部>17時00分 曳出〜24時00分 終了
伏木地域外からの観覧はご遠慮いただきます。
駐車場はありません。露店屋台の出店はありません。
伏木曳山祭 「けんかやま」の一日 (4分ダイジェスト)
伏木曳山祭 公式HP:
伏木神社 公式HP:
参照サイト:

アクセス情報
公共交通機関:JR氷見線伏木駅から徒歩5分。
車:能越自動車道高岡北ICから車で15分
令和6年駐車場無し(例年は専用駐車場500台 駐車料金無料)
曳山のスケジュール
曳山(花山車)は、町内曳きを行って、16時半ごろに山倉に戻ってきた後に、ご神体や花飾りを取り去り、約400個の提灯を飾って(提灯山車)、けんか山へと化粧直しします。
その後、町内を再度、曳き回しながら、午後7時半と10時半に一組ずつぶつかり合う「かっちゃ」を行います。
北陸新幹線が開通したことで、2017年以降はかなりの混雑しています。
元々、人気が高いお祭りのため、毎年多くのお客さんが訪れています。
2016伏木曳山祭「けんか山」桟敷席前Fushiki Hikiyama Festival, Japan
伏木曳山祭は「けんか山」?その理由とは??
伏木曳山祭は、別名「伏木のけんか山」とも呼ばれています。
このけんか山は、伏木神社に奉納されている7基の曳山を曳きまわす祭りの総称であり、「ひょうたんやま」、「ささやま」、「がんがらやま」、「せんまいやま」、「じぃやま」、「ちょうやま」、「ほらがいやま」があります。
それぞれの曳山は、7つの町が担当しており、毎年、当番町を決めて、総総代として祭りの総仕切り役として祭りの無地と安全に対して責任を持ちます。
そのため、日本各地のお祭りや喧嘩祭りにはつきものの飲酒はご法度で、曳山の曳手はみんなお酒だちをしてお祭りに挑みます。
そのため、他の喧嘩祭りほど、危険な祭りではないため、安心して見物することができますよ。
伏木曳山祭り けんかやま 2016.5.15