富山の5月といえば「伏木曳山祭」!どんなお祭り?
富山県内では、5月から6月の2か月に渡り、県内各地でけんか祭りが開催されます。
そんな中でも、伏木曳山祭は歴史あるけんか祭りでとても迫力があり、見る者を魅了する魅力が詰まっています。
1820年から次々と作られた曳山は現在、7基もあり、各町が昼と夜とで全く違うデコレーションで町を練り歩きます。
「かっちゃ」と呼ばれるけんか祭り特有のぶつかり合いは、双方の町が満足するまで続けられます。
伏木曳山祭は、伏木の人々にとって春の訪れを知らせるお祭りであり、富山の長い冬の終わりを祝うように、普段は町を出ている若者も集って、お祭りに熱中します。
伏木曳山祭は、毎年5月15日に開かれてきた同祭は、過密日程の解消のため、昨年から同月の第3土曜日とその前日の2日間に分けて開催しており、今年も同じ方式で行う。
開催日:2023年5月19日(金)・5月20日(土)
会場:伏木神社
5月19日(金)
奉曳・かっちゃの前日には、花山車のライトアップが行われます。花山車が宵闇に照らし出され、絢爛豪華な姿を見ることができます。
場所:山倉前(伏木本町)
時間:午後7時~午後9時
5月20日(土)
昼には花山車が威勢のいい掛け声とともに引き回されます。夜には提灯山車に姿を変え、山車同士が激しくぶつかり合う「かっちゃ」が行われます。
場所:高岡市伏木地内・山町一帯、本町広場、法輪寺前(かっちゃ第一部、第二部)
時間:昼の部(花山車)午前9時~午後4時30分、夜の部(提灯山車)午後6時40分~翌午前0時
※かっちゃ第一部午後7時30分ごろ~、第二部:午後10時30分ごろ~
■桟敷席について
「かっちゃ」を間近で見ることができる、特別な桟敷席を販売中です。(全席指定席)
観覧日:5月20日(土)
【1部】19:30~ S席8,000円(抽選販売のみ、けんか山グッズ等のお土産付き)、A席4,000円
【2部】22:30~ S席4,000円(けんか山グッズ等のお土産付き)、 A席2,000円
1部S席の抽選販売に関して
1部S席は抽選販売となります。
【申込期間】4月12日(水)~4月25日(火)(郵送の場合は4月25日消印有効)
※当選された方には5月2日(火)までに案内予定
※申込数が座席数を下回った場合、通常販売を5月15日(月)より先着順で行います。
桟敷席申込先
販売窓口:FKKツアーズ株式会社
https://ftsc.jp/2023/04/12/kenkayama-2023/(外部サイトへリンク)
電話:0766-44-0106
FAX:0766-53-5330
伏木曳山祭 「けんかやま」の一日 (4分ダイジェスト)
伏木曳山祭 公式HP:
伏木神社 公式HP:
参照サイト:
アクセス情報
公共交通機関:JR氷見線伏木駅から徒歩5分。
車:能越自動車道高岡北ICから車で15分
曳山のスケジュール
曳山(花山車)は、町内曳きを行って、16時半ごろに山倉に戻ってきた後に、ご神体や花飾りを取り去り、約400個の提灯を飾って(提灯山車)、けんか山へと化粧直しします。
その後、町内を再度、曳き回しながら、午後7時半と10時半に一組ずつぶつかり合う「かっちゃ」を行います。
北陸新幹線が開通したことで、2017年以降はかなりの混雑しています。
元々、人気が高いお祭りのため、毎年多くのお客さんが訪れています。
2016伏木曳山祭「けんか山」桟敷席前Fushiki Hikiyama Festival, Japan
伏木曳山祭は「けんか山」?その理由とは??
伏木曳山祭は、別名「伏木のけんか山」とも呼ばれています。
このけんか山は、伏木神社に奉納されている7基の曳山を曳きまわす祭りの総称であり、「ひょうたんやま」、「ささやま」、「がんがらやま」、「せんまいやま」、「じぃやま」、「ちょうやま」、「ほらがいやま」があります。
それぞれの曳山は、7つの町が担当しており、毎年、当番町を決めて、総総代として祭りの総仕切り役として祭りの無地と安全に対して責任を持ちます。
そのため、日本各地のお祭りや喧嘩祭りにはつきものの飲酒はご法度で、曳山の曳手はみんなお酒だちをしてお祭りに挑みます。
そのため、他の喧嘩祭りほど、危険な祭りではないため、安心して見物することができますよ。
伏木曳山祭り けんかやま 2016.5.15