三条祭りといえば「大名行列」!
三条祭りの一つ目の見どころである大名行列は、1822年に三条の領主だった村上藩6代藩主の内藤信敦公が京都所司代に就任したことを町の人たちが祝って、大名の参勤交代で行う道中行列を模した十万格式の大名行列を八幡宮の神輿渡御に盛り込んだことが始まりとされています。
十万石以上の大名ではないと就任できなかったそうです。
大名行列の見どころは?
大名行列では、三条八幡宮を出発する際に、鳥居を出たところにある太鼓橋で奴による道中の災いを払う悪魔切りという珍しい儀式が行われます。
その後、20名の先供がいて、道中の数か所ではそれぞれが持つ槍状のものを2人1組になって投げて受け渡すパフォーマンスもあります。
先供だけでなく、先導役である道祖神と言われる天狗もいます。
高さ50㎝の高下駄を履いて歩く姿は見ものですよ。
高下駄は境内にいる際は2本歯ですが、道中は1本歯になります。
最近は道が塗装されているのであまりないようですが、歩きにくいため道祖神が道中に転ぶことがあるそうです。
転んだところから火事が出るという言い伝えもあるので、住民はハラハラしながら見守るんだそうです。
神輿は2基あります。
1基は三条八幡宮のご祭神の神輿で、もう1基はご祭神と祀られている神様方の神輿で裏八幡と呼ばれているそうですよ。
傘鉾も20ほど出されます。
三条まつり!大名行列!!!!
三条祭り周辺の交通規制、駐車場情報まとめ!
毎年、交通規制がはられるのは、本町6丁目から田島交差点までです。
臨時駐車場を利用される場合は、
三条防災ステーション 普通自動車450台
中央市場駐車場
三条鍛冶道場駐車場 普通30台
とどこも台数があまりないので、お祭り当日は早めに行って確保するか、交通機関を利用された方が良いでしょう。
三条祭り 舞込み2
まとめ
三条祭りは一足早く、夏祭り気分を味わえる素敵なお祭りだと思います。
見どころも豊富にあるので、出店や神輿だけじゃなく、こまかい部分にも目を向けてみてくださいね。
子供連れで遊びに行かれる方は、ぜひ舞込にも参加してみてください。
足袋がなくても販売されているので、気軽に参加できるところがいいですね。
金物で栄えた三条市にはお祭り以外にも観光スポットがたくさんあるので、ぜひ合わせて観光されてみてくださいね。