マスクをつけたらニキビができた！肌が荒れた・・・という声も！
良いことを並べるとマスクはニキビ対策として優秀なように聞こえますが、同じくらい……もしくはそれ以上に肌荒れ、またニキビの悪化を招いたという噂もあるのです。
こういったことが起こる原因についてもしっかり見ていきましょう。
まず最初に、マスクは使い捨てタイプ、ガーゼタイプなど様々なタイプがありますが、どのマスクを使っても必ず肌とマスクが触れ、擦れる部分があります。
この擦れによりニキビが刺激され、悪化する可能性があるのです。
また何もないところでもマスクをつけた刺激が続くと、皮膚が肌を守るために皮脂を分泌するようになってしまいます。
その結果皮脂の過剰分泌が促され、ニキビを作る原因になってしまうのです。
また、マスクをつけ続けていると分かりますが……ずっとつけていると、マスクの内部はとても蒸れます。
蒸れるようなマスク内は細菌が繁殖しやすく、その結果ニキビを作ることにもなってしまうのです。
更にそのまま使い続けると、今度は自覚していなくとも汗をかいてきます。
汗には皮脂が混ざっていますのでさらに不衛生な状態となり、ニキビの発生を招きます。
これらを合わせて考えると、もしマスクをつける場合も「こまめにマスクを取り替える」ことが大切だという答えも見えてきますね。
マスクのタイプを考えることも有効で、不織布・綿どちらもメリット、デメリットがあります。
綿は分厚く蒸れやすいですが通気性がよく、不織布は肌への刺激がありますが薄く、綿タイプより蒸れにくい傾向があります。
肌との相性もありますので、これらの特徴を考え自分に合わないと思ったら違うタイプを試してみるなど、自分にあったマスクを探しましょう！
またこまめに取り替え、常に清潔なマスクをつけるのも大切です。
ニキビをきちんと治すためには！ニキビケアの正しい方法とは？
ニキビをきちんと治すためには生活習慣や食生活の改善も大切ですし、適切なニキビケアを行うことも必要です。
ニキビケアの基本は「洗顔」と「保湿」で、正しい洗顔方法、保湿方法を覚えましょう！
まず洗顔についてですが、「自分は脂性肌だから一日に何回も顔を洗って皮脂を落としている」というのは、絶対にやってはいけません。
肌が必要としている皮脂すら落としてしまっては肌の乾燥を促し、逆に肌荒れやニキビに繋がってしまうのです。
また皮脂を何度も落としてしまうと、肌はそれに対応して皮脂の分泌を促します。
これを繰り返すと皮脂を落とすどころか分泌をどんどん促し、脂性肌がより悪化してしまうのです。
洗顔料を使ってきっちり洗うのは朝と夜、1日2回で十分ですので、これ以外に洗いたい場合は水洗いにする、あぶらとり紙などでそっと拭くようにしておきましょう。
肝心の洗顔方法ですが、まず最初に手をきちんと洗っておきます。
手に汚れが残ったままで洗顔料を取ると、せっかくの洗う能力が手で使われてしまいます。
またもちろん、雑菌がつきやすい手を洗わないままニキビに触れてしまうのもNGですね。
その後顔をぬるま湯で洗い、洗顔料を取って泡立てます。
ここは泡立てネットなどを使い、手の上にこんもり乗るくらいきっちり泡立てることが大切です。
洗顔とはこの泡で洗うものであり、決して手でごしごしこすって汚れを落とすものではありません。
しっかり泡立てれば優しく顔をマッサージするようにするだけで十分汚れが落とせますので、泡立てはしっかり頑張りましょう！
泡立て方、洗顔方法については動画で見るほうが分かりやすいので、ぜひこちらを参考になさってくださいね。
後は洗顔料が残らないようにしっかりすすぎ、肌触りの良い柔らかなタオルで水分を吸い込ませるように拭き取ります。
タオルもごしごしこすると肌への刺激になりますので、優しく押し当てるように使ってくださいね。
このように洗顔を行ってから、化粧水→乳液の順番に顔につけてしっかり保湿を行います。
しっかり顔を洗う前に化粧水や乳液をつけても肌に浸透せず、むしろ毛穴を塞ぐ原因にもなってしまうので、化粧水などは必ず洗顔後に行いましょう。
ニキビに良い洗顔料や化粧水と書かれてあるものはたくさんありますが、やはり基本は洗顔と保湿です。
化粧水や乳液もそれに合わせ、きちんと保湿出来る、刺激の少ないタイプを選びましょう。
例えばこういった化粧水などはニキビ用・低刺激・保湿力の高さなどの面から見ておすすめです！
正しい洗顔と保湿、食生活と生活習慣の改善によりニキビは必ず治せますので、まずは適切な方法でがんばってみましょう！
まとめ
マスクはニキビ対策に使っていらっしゃる方、風邪予防につけている方、またファッションでつけている、すっぴん隠しでつけている方など、様々な使い方があると思います。
簡単につけられ単価も安く、お手軽……と、とても使い勝手の良いマスクですが、使い方は気をつけておかないと悪い点もあったのですね。
冬場はインフルエンザ対策などどうしても必要な場合もありますので、「ニキビに悪い部分もあるなら絶対につけない！」などは良くありません。
適切な使い方、清潔な使い方をすれば良い面もいっぱいありますので、上手に使い分けていきましょう！