ところでワカメを和布と書くのはなぜ?若布じゃないの?
若布、和布の違いはないようで、どちらでもよいようです。
ワカメはコンブ科の褐藻であり、外界の浅瀬に生えます。
長さは約1mまで成長し、根、茎、葉に分かれます。
葉の部分は羽状に切れ込みができます。
成熟すると、茎の両側にはひだ状の胞子葉ができて、めかぶと呼ばれます。北九州以外で行われている和布刈神事
北九州市だけじゃなく、毎年旧暦1月5日に島根半島の西端にある宇龍港(うりゅうこう)の権現島に鎮座する熊野神社で行なわれます。
神職や漁業関係者などが午後1時に集合してワカメを刈りとりに出かけます。
権現島に着くと、神職は長柄の鎌で海中のわかめを刈り取ります。
つまり神職が海の中に入って刈り取ることはありません。
濡れないように、板橋が船と島に架けられるほどの優遇ですよ。
【令和6年の和布刈神事について】
例年行われていました振る舞い等はありません。
宇龍地区関係者のみで執り行われます。
日程:2024年2月14日(水)
時間:13:30 ~
場所:日御碕宇竜港 権現島
お問い合せ先:日御碕神社 TEL.0853-54-5261
日御碕神社 和布刈神事(めかりしんじ)|出雲観光ガイド【出雲観光協会公式ホームページ】
「成務天皇6年1月5日の早朝、一羽のウミネコが海草を日御碕神社の欄干に3度掛けて飛び去った。不思議に思った神主がそれを水洗いして乾かしたところ、ワカメになった」という故事にならって行なわれる神事です。 毎年旧暦1月5日に宇龍港(うりゅうこう)の権現島に鎮座する熊野神社で行な
まとめ
和布刈神事は、松本清張の小説『時間の習俗』の冒頭に登場します。
神秘的でめでたい神事なので、福岡に旅行に行かれる方や近くに住んでいる方は、ぜひ一度見に行ってみてください。
寒い時期の早朝2時ですが、見る価値があるものだと思いますよ!