北九州の2月といえば「和布刈神事」!どんな行事?
旧正月の早朝に干潮の海でワカメを刈りとって神前に供える「和布刈神事」は福を招く神事として1,300年前から行われてきました。
県指定の無形民俗文化財に指定されており、解禁となる前は、「神事を見ると目がつぶれる」と言われ、だれも見ることがなかった儀式で、現代でも、数日前から神職たちが行う準備は公開されていない、ちょっと神秘的なお祭りです。
毎年、旧暦元旦に実施されます。
2024年和布刈神事
【湯立神楽】2024年2月9日(金)23:00-1:00 (雨天中止)
【神事】2024年2月10日(土)2:30-4:00 (雨天決行)
わかめを刈り取る神事は、午前2時30分~4時頃の干潮時に行われます。
アクセス情報
公共交通機関:JR鹿児島本線門司港駅から西鉄バス乗車 「和布刈神社」下車徒歩すぐ
車:関門橋門司港ICから2km10分
臨時駐車場:50台
和布刈神事 公式HP:
和布刈神事 | 和布刈神社 | 日本
福岡県無形民俗文化財和布刈神事 毎年旧暦の正月元旦に三人の神職が厳寒の海に入りわかめを刈る神事
和布刈神社の湯立神楽・和布刈神事 2018年ハイライト
和布刈神事のみどころ3選!
神職たちの出で立ち
神事を行う神職たちは、烏帽子、狩衣、白足袋、藁草履を身に着けて、約3mもある巨大なたいまつを持っています。
そのたいまつの明かりの中で神事は行われます。
ワカメの刈り取り
奉納するためのワカメを刈りとるわけですが、真冬の夜の海に素足で入っていく姿と、岩肌に張り付いたワカメを一つ一つ刈り取っていく姿は、とっても神秘的ですよ。
和布刈神事の意味
ワカメを神様にお供えするのですが、その意味するところは福を呼ぶことの他にも、豊漁や海上安全祈願にあるそうです。
和布刈神事