秋田の2月といえば「なまはげ柴灯まつり」!どんなお祭り?
みちのく五大雪まつりのひとつ「なまはげ柴灯(せど)まつり」は、秋田県男鹿市北浦(おがし きたうら)の真山(しんざん)神社で行なわれる男鹿の冬を代表する冬祭りとして昭和39年に始まり、毎年2月の第二金・土・日の3日間開催されます。
このまつりは、900年以上前から毎年1月3日に真山神社で行われている神事「柴灯祭(さいとうさい)」と、民俗行事「なまはげ」を組み合わせた冬の観光行事です。
真山神社境内に焚き上げられた柴灯火のもとで繰り広げられる勇壮で迫力あるナマハゲの乱舞は見る人を魅了します。
第61回 なまはげ柴灯まつり
開催日:2024年2月9日(金)・2月10日(土)・2月11日(日)※毎年2月の第二金・土・日の3日間開催
時間:18:00~20:30
会場:真山神社
公共交通機関:秋田駅→男鹿駅(JR男鹿線)、道の駅おが(男鹿駅隣接)→会場(臨時有料バス/直行)約2時間。男鹿温泉交流会館五風前→会場(臨時有料バス/直行)。※会場近くを通る通常の路線バスはありませんので臨時有料バスもしくはタクシーをご利用ください。
車:カーナビご利用の場合「なまはげ館」(男鹿市北浦真山)を目的地に設定。
駐車場:会場周辺に無料の臨時駐車場をご用意しております
P1 なまはげ館大駐車場 約150台・大型バス
P2 第1駐車場となり 約80台
P3 旧鳥居よこ 約30台
P4 なまはげオートキャンプ場 約200台
P5 男鹿温泉結いの宿別邸つばき駐車場 約150台
なまはげ柴灯(せど)まつり 公式HP:
スケジュール
鎮釜祭・湯の舞 18:00~/ 広場入口
湯の舞(ゆのまい)は男鹿地方独特の祓い神楽を奉納します。
鎮釜祭(ちんかまさい)は古い伝統的な湯立て神事で、大釜に湯を沸かし神官が呪文を唱えながら、わらボウキで湯をかき回します。
この湯立てには海の波や荒れを鎮めるという信仰があります。
なまはげ入魂 18:20~/参道入口
なまはげに扮する若者達が、参道入口の石段にて神(しん)の入った面を授かり、身につけます。
この儀式で若者達はなまはげと化し山へ戻って行きます。
なまはげ行事再現 18:35~/神楽殿
男鹿市内各地で大晦日に行われる民俗行事「なまはげ」を再現するもので、なまはげが家々を訪れ訓示を残し帰っていく様子が見られます。
なまはげ踊り 18:55~/柴灯火前
昭和36年に秋田が生んだ現代舞踏家・故石井漠氏が振り付け、息子の作曲家石井歓氏が曲をつけた勇壮な踊りです。
なまはげ太鼓 19:05~/神楽殿
なまはげと和太鼓を組み合わせた新しい郷土芸能で「家内安全」「五穀豊穣」などを願い演奏されます。
【2024 出演団体】
9(金) 恩荷
10(土) 男鹿和太鼓愛好会
11(日) 男鹿っ鼓
なまはげ下山・献餅(けんぺい) 19:25~/広場
松明をかざしたなまはげが闇の中から現れ、雪山から降りてくるその勇壮かつ幻想的な姿は見る者を魅了します。
そして観客のもとに降り立ち、境内を練り歩く、まつりのクライマックスです。
続く「献餅」は、神に献ずる護摩餅を神の使者なまはげに進ずる儀式です。
神官の捧げる柴灯火で焼かれた大餅には神力が宿り、なまはげは容易に触れることができません。
ようやく護摩餅を手にしたなまはげは、神の元へ帰って行きます。
里のなまはげ乱入 20:00~ 神楽殿・広場
市内各地区の特色あるなまはげが乱入します。
護摩餅
なまはげ柴灯まつり
柴灯火のもとで舞うなまはげがすごい!
お祭りでは、
男鹿地方独特のお祓い神楽を奉納する「湯の舞」と湯立て神事の「鎮釜祭」からはじまり、なまはげになる若者が神職にお祓いを受けたお面を授かってなまはげになる「なまはげ入魂」
男鹿市各地で大晦日に行われる「男鹿のなまはげ」
男鹿各地の異なるなまはげを再現した「里のなまはげ」
太鼓となまはげが楽しめる「なまはげ太鼓」
迫力がある「なまはげ踊り」
クライマックスの「なまはげの下山」など、なまはげづくしの2時間を堪能できますよ。
ナマハゲ勇壮に登場 男鹿市で「柴灯まつり」始まる