熱中症で発熱をした場合の看護方法は?
子供が熱中症になってしまったら、できるだけ早く治してあげたいですね。
高温の発熱は辛いので、適切な看護をしてあげて、1日でも早く良くなるように努めましょう。
発熱時の看護方法
①飲み物
経口補水液が最適。
3才以上ならポカリスエットなどスポーツドリンクでも可。
②布団
なるべくかけすぎないようにしましょう。
汗をかけないと更に熱がこもります。
③クーラー
体が熱いからといって冷やしすぎはNG。
涼しいと感じる程度に。
④お風呂
熱が更にこもる危険性があるのでNG!
水風呂もダメです。
あくまで普通の風邪による発熱ではないことを覚えておきましょう。
特に水分補給はこまめにしてあげて下さいね。
もちろんここにあることだけではなく、熱中症かもと思ったら、できるだけ早く病院で診てもらうようにしましょう。
熱中症に1度かかると耐性はつくの?夏休み中に2回熱中症になることは?
子供が一度熱中症にかかると、今後も夏になると繰り返してしまうのではないかと不安になります。
しかし、熱中症はウイルスや菌によるものではなく、あくまで自律神経の乱れにより体温調節ができなくなった状態です。
熱中症は、何度でもかかる病気です。
しかも、2回目の方がひどくなるというのです。
1度熱中症にかかってしまったら、次はかからないようにしっかりと予防対策をとりましょう。
熱中症予防
・こまめな水分補給(経口補水液、スポーツドリンク)
・ほどよい塩分摂取
・カリウム、ビタミンB1、クエン酸を日頃から摂取する
・外出時は帽子を着用
・ほどよく涼しく感じる程度にエアコンを使う
予防救急「熱中症予防」
まとめ
①子供の熱中症症状は?
熱射病…高熱、嘔吐
熱痙攣…手足の痙攣
熱失神…失神
熱疲労…頭痛・発熱・めまい・意識が朦朧とする。
②熱中症の高熱期間は?
5日~1週間ほど。
③熱中症予防
こまめな水分補給(経口補水液、スポーツドリンク)
ほどよい塩分摂取
カリウム、ビタミンB1、クエン酸を日頃から摂取する
外出時は帽子を着用
ほどよく涼しく感じる程度にエアコンを使う
子供は自分でも気付かないうちに、熱中症に陥ってしまいやすくなります。
夏場はちゃんと汗をかいているか、具合が悪そうなことはないか、きちんと大人がみてあげるようにしましょう。
夏休みの間や暑い時期が終わるまでは、ちゃんと水分をとることを約束しておくと良いですね。
猛暑が始まる前に、熱中症予防対策もしておきましょうね!