子供や夫がヘルパンギーナに感染した!うつらないためにすることは?
妊婦さん本人ではなく、家族がヘルパンギーナになってしまったら、どうしたら良いでしょうか?
もし臨月だった場合は、ひとまず慎重になった方が良いでしょう。
治るまで実家に帰らせてもらうなど、対策をとることが望ましいです。
妊娠初期~後期であれば、うつらないように予防対策を万全に行えば大丈夫です!
予防対策
・うがい、手洗いの徹底
・妊婦さんはマスクを着用
子供とお風呂は入れる?
子供がヘルパンギーナにかかった場合は、一緒のお風呂は避けておきましょう。
あくまでヘルパンギーナは飛沫感染、接触感染が原因ということを忘れずに!
夏に流行する手足口病、プール熱とヘルパンギーナは何が違う?
ヘルパンギーナと手足口病、プール熱は何が違うのでしょうか?
それぞれの違いをご紹介します。
ヘルパンギーナ
症状:38℃~40℃の高熱
口内炎や水疱ができる
喉や口蓋垂の炎症
感染経路:飛沫感染、接触感染
予防策:うがい、手洗いの徹底
妊婦さんはマスクを。
胎児への影響:出産直前のみ、胎児感染の可能性があるため注意!
手足口病
症状:喉の痛み
食欲減退
発熱
手、足、口に米粒ほどのかゆみを伴う水ぶくれ
感染経路:接触感染、飛沫感染、経口感染
予防策:こまめに石鹸を使って手洗い
帰宅時、食事前のうがいと手洗い
タオルは別々に
マスクをつける
くしゃみ、咳をする時はティッシュで抑える
胎児への影響:胎児への影響はほぼなし
※ヘルパンギーナと手足口病の違いは、「水ぶくれが手や足にもでるか」です!
口の中だけに水ぶくれがある場合は、診断しにくいのが現状です。
プール熱(咽頭結膜炎)
症状:39℃~40℃の高熱
喉の痛み
口の中に赤みがでる
目の痛み、かゆみ、涙が出る
感染経路:飛沫感染、手指からの接触感染
予防策:タオルを共用しない
うがい、手洗いの徹底
子供がいる家庭は、プールではシャワーを浴び、目をよく洗う
胎児への影響:特に影響なし
まとめ
■ ヘルパンギーナとは?
子供が感染することが多い夏風邪の一種。
・口内にできる水ぶくれ
・喉の炎症
・大人の場合は38℃~40℃の高熱
■ 胎児への影響は?
妊娠初期~後期にかかっても、胎児に影響はありません!
臨月の妊婦さんは胎児感染も!ただし、ほとんどが軽症です!
■ 予防対策
・うがい、手洗いの徹底
・妊婦さんはマスクを着用
・ヘルパンギーナにかかった子供とは、お風呂は別々に!
■ 食事
体の免疫力UP、喉に良い栄養を取り入れる「豆腐の茶粥」がおすすめ!
夏真っ盛りとなる時期、ヘルパンギーナや手足口病、プール熱には気をつけていきたいですね。
この頃に臨月を迎える妊婦さんは、しっかりと対策をしておきましょうね!
健康で元気な赤ちゃんを産んでくださいね!