妊婦・臨月でヘルパンギーナと診断されたけど胎児への影響は大丈夫?
妊娠中、ヘルパンギーナにかかってしまっても、ひとまず安心して下さい!
ヘルパンギーナは妊娠初期~後期にかかっても、ほぼ胎児に影響はありません!
ただし、臨月の出産間近だった場合は、赤ちゃんに感染する可能性もあります。
その多くが軽症で済んでいるので、心配しすぎることもないでしょう。
ただ、中には重篤化することもごく稀にありますので、注意は必要です!
もし、臨月で上の子などがヘルパンギーナに感染してしまったら、なるべく接触は避けたいところです。
こうならないためにも、まずはヘルパンギーナを知り、日々きちんとした対策をとっておきましょう!
ヘルパンギーナとは?
子供が感染することが多い夏風邪の一種「ウイルス性咽頭炎」です。
エンテロウイルス、コクサッキーウイルス、エコーウイルスの感染でひきおこります。
症状は?
・口内にできる水ぶくれ
・喉の炎症
・大人の場合は38℃~40℃の高熱
※手足口病と非常に似通っているため、医師でも特定できない場合がある。
病気をしるしるカレンダー 《夏》ヘルパンギーナ
妊婦・臨月でヘルパンギーナと診断された場合の治療法は?お風呂はOK?
薬が飲めない臨月の妊婦さん、もしヘルパンギーナと診断されてしまったら、どう治療していくのでしょうか?
基本的に、ヘルパンギーナに特効薬はありませんので、対処療法となります。
放っておいても自然に収まるのが特徴ですが、何もせずにはいられないですよね。
一刻も早く治したい!と思うのではないでしょうか?
そんな時は、体の免疫力UPや、喉に良い栄養を体に入れることをおすすめします!
そこでおすすめしたいのが、「豆腐の茶粥」!
お茶の成分であるタンニンが、喉の痛みに働きかけ、豆腐は気管支炎に働きかけてくれます。
ヘルパンギーナにはピッタリですね!
豆腐の茶粥(1人前)
材料:絹ごし豆腐 1/4丁
胚芽米 20g
緑茶 大さじ1/2
塩 少々
すりごま 適量
作り方:
1.胚芽米を洗って鍋に入れ、分量の水を入れる。
2.さらにお茶パックに入れた緑茶を鍋に入れる。
3.鍋を強火で煮立て、煮立ったら弱火にし、泡が立つ状態で15~16分炊く。
4.米がふっくらとしたら、さいの目に切った豆腐を入れ、2~3分待つ。
5.塩を加えたら、粗熱をとり、すりごまをふりかける。
予防にも良い、豆腐の茶粥。
こういった喉を通しやすい食事をとり、免疫力をUPさせていきましょう!
お風呂は入れる?
ちなみに、ヘルパンギーナは飛沫感染、接触感染でおこります。
治るまでは、子供や家族と一緒にお風呂に入ることは避けましょう。