群馬県沼田市の夏といえば「沼田まつり!」どんなお祭り?
沼田まつりは、1970年に関東で一番大きい「祗園祭」と「商工祭」を1つに合体させて、市民参加形の「沼田まつり祇園祭」として始まり、その後「沼田まつり」と呼ばれるようになりました。
歩行者天国の中を須賀神社と榛名神社の伝統のある神輿渡御が行われます。
来場者数は20万人にもなり、とても賑やかなおまつりです。
沼田まつりでは次から次へと色とりどりの「まんど」が夜の町を練り歩きます。
また、天狗の山として知られる迦葉山の「龍華院弥勒寺」に祭られている天狗みこしは、約300人の女性だけがかつぐ祭りの華です。
女性なら、どなたでも参加できるそうですよ!
千人踊りでは地元の学生さんたちも踊りを披露します。
子どもみこしでは、子どもに合わせたサイズの天狗神輿がでます。
幼児みこしもあってとてもかわいいです。
沼田祭り2023 開催概要
開催日:2023年8月3日(木)~8月5日(土)
会場:沼田市中心市街地
沼田まつり 沼田市公式HP:
アクセス情報
公共交通機関:JR上越線「沼田駅」から徒歩約15分。
車:関越自動車道沼田ICから約10分。
沼田まつりといえば「天狗みこし」!沼田市と天狗の関係は?
沼田市と天狗面の関係は、迦葉山弥勒寺にあります。
迦葉山は神聖なものとして崇拝の対象とされていました。
その迦葉山を復興した「天巽慶順」という偉い僧侶の弟子で神童と呼ばれた「中峰」が「私は迦葉山の仏の化身です。
今の世の中で為すべき事は終わりました。
今より後の世の生命あるもの全てを救うために死にます。」という意味の言葉を言い残し、姿を消しました。
その跡に天狗面が残っていたため、これを祀るようになったそうです。
沼田まつりの天狗みこしは2基あります。
1基は、交通安全、家内安全、商売繁盛、諸願成就を祈願しています。
もう1基は、「観光大天狗面」と呼ばれ沼田市の観光をPRするためのものです。
観光大天狗面は、鼻の長さが2.9m、顔の大きさが4.3m、幅が2.3mもある巨大な天狗!迫力があります。
広く全国からも担ぎ手が来るという「沼田まつり」。
興味のある方は沼田商工会議所に問い合わせすれば、揃いの判天と帯を貸出してくれますよ。
天狗みこし
開催日:令和5年8月3日(木)、5日(土)
8月3日(木)午後5時 沼田まつりメイン会場(旧中央公民館跡地)集合
祈願祭 午後5時~
渡御 午後6時30分~午後9時30分
8月5日(土)午後6時 沼田まつりメイン会場(旧中央公民館跡地)集合
渡御 午後6時30分~午後9時30分
(注意)受付場所と集合場所に注意してください。受付を済ませてから、集合場所に集合してください。
受付場所から、集合場所までは、徒歩5分となります。
2018沼田まつりH30.8.5(最終日)天狗みこし出発(市役所前)