はじめての弔電、何を書けばいい? 失礼のない文例3選
多くの場合は、定例文がすでに用意されてあり、それを選べば間違いありませんが、それではどんなに豪華な台紙を使っても、多くの弔電に埋もれて、遺族からは誰のものか分からないということになってしまいがちですので、定例文を選んだ上で、真ん中に故人様との思い出を語ると良い仕上がりになるので、覚えておきましょう。
下記に、定番の定例文を参考までに載せておきます。
・ご逝去の報に接し、心からお悔やみ申し上げます。(23文字)
・○○様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心からご冥福をお祈り申し上げます。(46文字)
・ご尊父様のご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。(48文字)
絶対に守るべき 弔電のマナー これだけ覚えれば大丈夫!
弔電を送る際は、遅くても告別式に間に合うように送るのが、最低限のマナーです。
くれぐれも送り先の住所や名前の漢字を間違えないように注意しましょう。
さらに遺族側がどんな間柄の人から送られてきたかすぐに判断できるように、肩書として会社名や部署名などの団体名を記入するようにしましょう。
また、宛名についてですが、本来はお悔やみを言いたい方宛てで送るものなので、送りたい相手が喪主ではない場合も問題なのですが、建前上あまり良いイメージがないので、最近では、「(喪主名)様(送りたい人)様」や「(故人名)様ご遺族様」「(故人名)様ご一同様」宛てで送るのが一般的です。
さらに故人がキリスト教徒の場合は、文面にて仏教用語に当たる言葉は、一切使わないように心掛けましょう。
まとめ
弔電は、今日では形式上のものになって来ていますが、遺族はそれでも告別式終了後には、台紙から紙を抜き取り、大事に保管しておくものですので、いつ読み返されても恥ずかしくないように、最低限のマナーを守って送る様にしましょう。
一度経験してみれば、なんてことはなく、簡単に対応できるようになると思うので、がんばってくださいね。