少年野球チームで息子がレギュラー落ち・・・・ なぜ?
少年野球も勝負の世界です。
戦力になる子どもが選手に選ばれることは仕方のないことです。
周りのお子さんも、スタメン入りを目指して頑張っているのですから、選手に選ばれない事は良くあることだと思います。
息子さんにレギュラークラスかそれ以上の実力があっても、監督の求める戦術に合わなかったり、相手チームによっては技術よりも足の早さが優先されたり理由は様々あると思います。
少年野球は子どもの育成も兼ねています。
監督が1人1人の将来を考えて試合を経験させたいと考えているという事もあるでしょう。
決して息子さんが頑張っていないとか、技術がないという単純な理由ではないということです。
レギュラー落ちになったことを監督に抗議するのはアリ?理由を監督に聞くのは?
今まで活躍していたのに、今回はなぜ選ばれなかったの?と腹を立ててしまう気持ちも当然分かります。
でも、まず冷静になって考えてみてください。
抗議をすることを息子さんは望んでいますか?
息子さんがどう感じているのかが一番大切なことです。
お子さんに「どうして選ばれなかったと思う?」と聞いたらお子さんなりに答えを持っているかもしれません。
一緒に頑張っている仲間たちの様子、自分の調子、対戦相手など子どもは思っているよりも周りを見ています。
その上で「理由を聞きたい」とお子さんが思っているのであれば、自分で聞きに行くように促すこともできます。
自分では聞けないお子さんであれば、監督やコーチに頼んでお子さんにお話をしてもらっても良いと思います。
そのときの対応が理不尽だったら抗議するかどうか改めて考えてみてください。
親が監督やコーチの不満や悪口を言ってはいけない
親が子供の前で「あの監督はダメだ!」など監督やコーチの不満や悪口を口にしてしまうのは問題です。
うまくいかない理由を他人にすり替えてしまえば、息子さんの成長はそこで止まってしまいます。
周りは変えられません。
周りではなく、自分自身を変えることにフォーカスすることが大切なのです。
子供が不満を口に出しても、親はその子の不満を聞いてあげる。
決して同調しないことです。
「そうなんだね。」と相槌を打って「じゃあ、あなたはどうしたい?」と聞いてあげてください。
辞めたいと言うかもしれません。頑張ると言うかもしれません。
子どもが自分で決めたなら「あなたならきっと大丈夫よ」と信じてあげてください。
親は子どもを応援して見守ってあげるだけです。
落ち込んだら話を黙って聞いてあげるだけです。
子どもが進む道をひとつひとつ敷いてあげるのが親ではありません。
見守りながら、子どもが立ち止まったら笑顔で「大丈夫」と言ってあげてください。