子供が毎日使っているリュックが臭い!どこから臭ってくる?なぜ臭いの?
子どものリュックはなぜ汚れたり、匂いがしたりするのでしょうか?
その原因を考えてみましょう。
①ほこり
カバンから物を開けて出し入れすると埃も入ってしまいますね。
このホコリが原因でカバンの中が臭うこともあります。
③汗
子どもは汗っかきです。
汗がリュックに染みて匂いの元になります。
③飲食物
リュックの中で飲み物がこぼれたり、開封したお菓子を入れたりして臭いや汚れが染み付いてしまうことがあります。
④湿気
雨や水に濡れてしまって、湿気を帯びてしまうと雑菌が繁殖します。
⑤泥汚れ、砂ぼこり
地面に直接置いてしまったりするので、汚れが付いてしまいます。
子どもは、全力で遊びに集中しているので、わざと汚しているのではなく、気が付いたら汚してしまうものです。
集中して遊ぶことも大事ですよね。
汚れていても匂っていても叱らずに、元気な証拠だ!と思って汚れを綺麗にしてあげたいですね。
臭っている箇所にひとまずファブリーズはしているけど・・・
コマーシャルでよく耳にするので、真っ先に頭に浮かぶのがファブリーズ。
ファブリーズは匂いが付着している布製品が対象。
少し湿り気が付く程度に数回スプレーさせて自然乾燥することで消臭と除菌ができる優れものです。
臭いがするバッグの中にスプレーをして風に当て乾かすだけでOKです。
ファブリーズ以外に匂いを取る方法を紹介します。
①天日干しをする方法
こまめにお手入れが可能であれば天日干しも、バッグから臭いを消す方法としては有効です。
でも、しつこい匂いがついてしまってからでは、完全に消臭することは難しいです。
表側が日に焼けないように必ずひっくり返してから干します。
表側を向けて干すときは、風通しが良い場所での陰干しがおすすめです。
特に夏場は紫外線が強いので注意が必要です。
併用してファブリーズを吹きかけてから干すのもアリですね。
②炭を利用する方法
炭には脱臭作用があります。
キッチンペーパーで包み3日間中に入れておくことで、嫌な臭いを消す効果が期待できます。
臭う成分によって炭の種類を使い分けるのがポイントです。
臭いを取り除く場合は逆の成分を持つ炭を使わなければなりません。
汗や皮脂などの酸性の臭いには備長炭などの「アルカリ性の白炭」を、焼肉などのアルカリ性の臭いには切炭などの「酸性の黒炭」を使うようにしましょう。
色々な臭い成分が混ざっている場合は、両方の炭を入れるのがおススメです。
③重曹を利用する方法
長期間使用しないでいると嫌な臭いがすることもあると思います。
その様な場合は重曹を使って臭いを取り除きましょう。
(1)バッグの中の底が見えなくなる位に重曹を入れる。
(2)ビニール袋にバッグを入れてその上から重曹を振りかける。
(3)ビニールの口をしっかり結び密封して、よく振り数日おく。
匂いの取れ方は、その匂いの強さにもよりますが3日から1週間程度かかります。
匂いを嗅いでとれたと思ったら終了です。
④お酢を利用する方法
お酢の匂いが苦手と言う人にはオススメできませんが、お酢もバッグの臭い取りには効果的です。
お酢を約5倍の水で薄めてタオルにつけて絞り、臭いが気になる個所を少し湿らす感じで拭きます。
拭き終わったら風に当てて乾かせばOKです。
臭いの強さによっては、多少の臭いが残る場合もあります。
生地や染料によっては色落ちの危険性もありますから、目立たない箇所で試してからにしましょう。
④お茶の葉を利用する方法
お茶の葉にも消臭効果があります。出がらしの葉でもOKです。
お茶の葉をフライパンで炒め、バッグの中に入れて数日寝かせます。
バッグ本体の臭いには、重曹の場合と同じ要領で、ビニール袋に入れたバッグにお茶っ葉を振りかけて密封状態にします。
匂いの取れ方は、その匂いの強さにもよりますが3日から1週間程度かかります。
匂いを嗅いでとれたと思ったら終了です。
⑤コーヒーを利用する方法
コーヒーを入れたあとのカスも消臭効果があります。
使い方は、お茶の葉と同じです。
⑥クリーニング
何をやっても匂いや汚れが取れない!そんな時にはクリーニングに出してみるのもありです。
お金は掛かりますが、プロに任せるという安心感があります。
確実にきれいになりますし、プロがダメならもう諦めもつきます。