江差追分全国大会2023！大会概要・スケジュールは？中継はあるの？
毎年9月の中旬に3日間にわたって開催されます。
会場となるのは、もちろん発祥の地である北海道江差町にある江差町文化会館です。
全国にある江差追分会支部の予選を勝ち抜いた170人ほどの出場者が予選会に挑み、そこから50人ほどに絞られて、決選会に挑みます。
少年の部、一般の部、熟年の部の3つの部門に分かれて、優勝者が決められます。
1963年に第1回大会が開催されており、とっても歴史の古い民謡の全国大会として知られています。
2023年大会概要
第59回江差追分全国大会・第25回江差追分熟年・少年全国大会の開催について
【予選会】
・日程：令和5年9月15日（金）～16日（土） 開演 午前８時30分（予定）
・場所：江差町文化会館 大ホール
【決選会】
・日程：令和5年9月17日（日） 開演 午前8時30分（予定）
・場所： 江差町文化会館 大ホール
※インターネットライブ中継（YouTube動画配信）
https://www.hakodate.or.jp/oiwake/
第59回江差追分全国大会・第25回江差追分熟年・少年全国大会 開催要項
関連行事
1．追分関係物故者追悼法要及び佐之市報告法要
9月14日（木）午後３時
東本願寺江差別院
2．江差追分笑い嘆き節ステージ
9月16日（土）午後6時30分～午後9時
法華寺通り商店街 特設会場
アクセス情報
江差町文化会館（江差町字茂尻町71 電話 0139-52-5115）
公共交通機関：JR函館駅から函館バスに乗り約1時間半で新地町に到着、新地町から徒歩で約10分
北海道は広いので、レンタカーを利用して行かれるのもおすすめです。
その場合は心配なのが、駐車場でしょうが、文化会館には駐車場があるので問題ありませんよ。
ただ、早めに行かないと満車になるので、その場合は周辺にある江差追分運動公園の駐車場を利用されるといいでしょう。
江差追分全国大会｜江差追分会 公式ホームページ
第55回記念 江差追分全国大会 優 勝
そもそも「江差追分」とは？ 歴史は？
江差追分（えさしおいわけ）とは、北海道の民謡であり、江差地方の座敷歌です。
馬子唄である信濃追分が越後から船乗りたちによって伝えられて、変化したものと言われています。
日本を代表する民謡の一つであり、中学校の音楽の教科書にも記載されている民謡です。
北海道に持ち込まれた後に、新地と呼ばれた高級料亭街で、芸者衆がお座敷唄として三味線の伴奏に合わせて歌ったものと、浜小屋と呼ばれる下級飲食店を中心にヤン衆や下級船員たちが投節として、野外で伴奏無しで歌っていたものがあったようです。
しかし、鉄道が走るようになると、栄えていた江差は廃れていき、江差追分を保存するために研究会が旗上げされましたが、芸者が減ったことから、いつしか三味線から尺八の伴奏になり、浜小屋節が主流となって今日の形式へと変貌していきました。