年長さんのダンスプログラム、いつ頃から練習をはじめる?練習のコツは?
ひと通り振り付けが決まったらさっそく練習です!
子どもたちはすぐに飽きてしまうので、長時間の練習はできません。
では、ダンスの練習はどのようにしていけばよいのでしょうか?
練習のコツ
子どもたちが積極的に練習に取り組んでもらうためのコツは、とにかく先生が楽しそうに踊ることです!
ダンスは楽しいものだと子どもたちに感じさせることが大切です。
ダンスを恥ずかしいと思っている子も、周りのお友達や先生が楽しそうに踊っているとつられて踊り出します。
みんなで揃えて完璧に踊ることは二の次!
一番はひとりひとりが笑顔で踊ることを目標にしましょう。
練習期間
先生方が気合を入れて、練習を早めに始めて長い期間やりすぎても子どもたちは飽きてしまいます。
期間はだいたい1ヵ月前から練習を始めて、1日の練習時間は長くても30分くらいにしておきましょう!
運動会本番まで、子どもたちに飽きさせないことが大切です。
練習場所
練習の場所は、振り付けをある程度覚えるまでは先生の声がよく届く教室などの室内で行い、もうそろそろ覚えてきたかなと思ったら本番で踊る舞台で、いつもより大きな舞台に慣れさせましょう!
どうやって園児にスムーズに覚えてもらう?
とにかくダンスは楽しい!と子どもたちに感じさせて、自ら積極的に「覚えよう!」という気にさせることが大切です。
少しでも上手にできたときは褒めてあげましょう!
また、振り付けを教えるときには出来るだけ分かりやすい言葉を使うようにしましょう。
例えば、腕を右左交互に上に突き上げる振り付けは「空に向かってパンチ!パンチ!」、両腕を曲げて踏ん張るような振り付けは「力持ちのポーズ!」など、園児に分かりやすい言葉を使って教えていきましょう!
年長さんのダンスプログラム、当日に成功させるためのポイントは?
子どもたちも振り付けを覚えてきて、あとは本番でいつも通り踊るだけ!
運動会当日、子どもたちに最高のパフォーマンスをしてもらうためには何が必要なのでしょうか?
衣装は?その他準備物は?
ダンスの際に着用する衣装は、親御さんと協力して用意しますが、保育園に通わせている親御さんは仕事で忙しい場合が多いので、簡単に用意できるものをお願いするようにしましょう。
また作れそうな小道具などは子どもたちと一緒に作ってみても良いかもしれませんね!
保育士のサポート範囲は?
本番中、急に恥ずかしくなって動けない子、泣き出してしまう子、いろんな子がいます。
先生が寄り添うことも大切ですが、お友達が「一緒に踊ろう!」と声を掛けてあげるとより効果があります!
事前に子どもたちに声掛けをするよう教えてあげると良いでしょう。
保育士の先生方は本番前の準備と本番後に褒めてあげることを徹底して行いましょう!
並び順は?
ダンスプログラムを成功させるには子どもたちの並び順も重要です!
恥ずかしがり屋さんでダンスに消極的な子は仲のいいお友達の隣に立たせてあげたり、ふざけやすい子同士は少し離してあげたり、隣り合う子同士の相性を考えなければなりません。
また、親御さんは目立つ場所で踊る我が子を見たい!と思っています。
ダンスの途中で並び順を変えて、みんなが一度は前に出るようにしましょう。
まとめ
ダンスの選曲
踊る子どもたちと見にくる保護者が楽しめる曲を選ぶ
振り付け
子どもたちが難しいと感じたところは簡単な振り付けにアレンジ。
自由に身体を動かすパートや掛け声を取り入れてみる。
練習のコツ
子どもたちにダンスは楽しい!と感じさせることが大切。
飽きてしまわないように長期間の練習は避ける。
当日成功させるポイント
本番前の準備と本番後に褒めてあげることを徹底して行う。
隣り合う子同士の相性で並び順を考えてあげる。
私がもし園児の保護者なら、もし泣いていてもそれはそれで思い出だと思えることでしょう。
ダンスの完成度は二の次です。
保育園最後の運動会、子どもたちにとっても親御さんにとってもいい思い出となるよう練習や準備を進めていきましょうね。