職場に仲間がいることのメリット・デメリット
私は約20年働いてきましたが、4回の部署異動のたびに新たな人間関係を築いてきました。
元々人見知りな性格であった私は、最初のうちは人と打ち解けることが出来ずに苦労しました。
そんな時、自分にとって難しい仕事の担当になることが決まり、その仕事について情報を集めたかったのですが、親しい人がいないために誰にも素直に聞くことが出来なかったことがありました。
自分なりに資料を集めて事前学習をしたのですが、結果、その仕事はボロボロで、上司に散々怒られてしまいました。
その経験から、私は自分自身を変えようと努力することを決意しました。
積極的にコミュニケーションを図るようになり、前に述べた方法で接しているうちに助け合える仲間が出来たのです。
それ以降は、何か困ったことがあるたびに、仲間に相談するなどして乗り越えてきました。
職場に仲間がいることのメリットとして、
1.困ったときに助けてもらえる。
2.一緒に切磋琢磨してスキルアップすることが出来る。
があります。
しかし逆に仲間がいることによるデメリットもあり、
1. 私生活を職場に持ち込まれる。
2.頻繁に飲み会に誘われる。
3.仕事に緊張感が無くなる。
などがあります。
職場の仲間は必要だと考えますが、深入りし過ぎるとデメリットが目立ってしまいます。
バランスをうまくとりながら仲間と付き合えるといいですね。
いくら職場に仲間がいなくてもソリが合わない人とも付き合うべき?
まず、どのような職場にも必ずソリが合わない人がいるということを認識しましょう。
ですから、自分に無理をしてソリが合わない人と付き合う必要はありません。
ソリが合わない人が上司や先輩の場合、
・仕事と割り切って話を合わせる。
・一定の距離を置き、当たらず触らず接する。
同僚の場合は、
・とにかく相手にしない。距離を置く。
・(勝手に)ライバル心をもって仕事を頑張る。
以上のことを実行しましょう。
しかし、どうしても人付き合いが面倒で嫌だという人もいますよね。
そんな人は、
・仕事だと割り切り、周りの評価を気にしないこと。
・日頃から挨拶や敬語を使うなど、礼儀を忘れないこと。
・公的な社内行事のみ参加し、それ以外の飲み会には参加しないこと。
を実行してみましょう。
職場に仲間がいないからといって仕事が出来ないわけではありませんし、上記のことを一貫して行えば、あなたを悪くいう人もいないはずです。
まとめ
職場で仲間がいない人の特徴として、自分から積極的に行動することが出来ない人が多いようですね。
逆に仲間がいる人は、素直で明るく、恐れずに人に話しかけることが出来る人。
しかしそれだけではなく、相手の立場になって物事を考えることが出来る人こそが、自然に仲間を作れるものだと思います。
自分の職場環境を良くするために、仲間を作りたいと考えている人は、
1.いつも明るい表情で挨拶をする。
2.困った時には誰かに頼り、時に手伝う。
3.公的な社内行事には必ず参加する。
4.自分の趣味を話す。
5.自分に自信が持てるように努力する。
事を実行してみましょう。
職場で仲間を作ることによるデメリットもありますが、深入りしなければ自分でコントロールすることが出来ます。
また、ソリが合わない人と無理につきあう必要はありません。
うまく割り切って、バランスを取っていけるといいですね。