富山「全日本チンドンコンクール2023」!その他日本のユニークなコンクールを紹介!

10月のお祭り
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そもそもチンドン屋さんってどんな職業?どのようになるの?

チンドン屋さんというと「何となく知っている」という方も多いと思いますが、具体的にはどのような職業なのかもちょっと気になりますよね。

チンドン屋さんは「チンドン太鼓」と呼ばれる楽器などを鳴らし、珍しい出で立ちで人の目を集めてその地域の商品、またお店の宣伝などを行う人達のことなんです。

分かりやすく言うと「歩く広告屋さん」とも言えるのがチンドン屋さんなんですね。

広目屋(ひろめや)、披露目屋(ひろめや)、東西屋(とうざいや)などと呼ぶ地域もあり、ビラなどを配りながら街を回ることもあります。

チンドン屋さんは一人ではなく3~5人のチームであることが一般的で、チンドン太鼓、楽士、ゴロス(大太鼓)、旗持、ビラまきなどの役目があります。

よく一緒に考えられる「大道芸人」は路上で芸を演じる芸人であり、チンドン屋さんは宣伝の仕事なので全く違うんですね。

チンドン屋さんは戦後かなり多くなっていましたが、テレビの普及や車の通行量の増加によって少しずつ減少、1971年の石油ショック後は数百人にまで落ち込んだという情報もあります。

しかしそのままなくなったわけではなく若者を取り込み、現在もチンドン屋は少数ではありますが存在しています。

2001年の段階では150人ほどと言われているので決して多くはありませんが、「歩く宣伝屋さん」として現在もチンドン屋さんはいなくなったわけではないんですね。

過去のチンドン屋さんというと一般的なサラリーマンよりかなり収入が多かっのですが、現在は歩合制でプロと呼ばれる方々でも収入は様々となっているようです。

現在チンドン屋さんに宣伝を依頼すると「7時間、3人で75,000円」「7時間、2人で6,000円」など、この2つを聞くだけでも全く違う数字が出てきます。

チンドン屋さんで食べていけるようになろうとすると、とてつもなく大変そうなことも分かりますね……。

チンドンコンクール以外にも!日本のユニークなコンクールを紹介!

全日本チンドンコンクールは珍しいチンドン屋さんのコンクールですが、日本では他にもユニークなコンクールが開催されています。

いくつかご紹介しますので、もし機会があれば一度ユニークなコンクールを覗いてみるのも良いのではないでしょうか!

さくらんぼ種飛ばし大会

イベント中止のお知らせ(2022年5月・6月開催)  2022年4月13日  東根市観光物産協会
例年、GW中に仙台市で開催しておりました「さくらんぼ種飛ばし仙台グランプリ」及び6月に東根市で開催しておりました「さくらんぼ種飛ばしワールドグランプリ」は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響から今年度の開催も中止となります。
また、6月に開催しておりました「東根さくらんぼゲートボール全国大会」も同様に中止となりますので、予めご了承願います。
東根市観光物産協会公式サイトより

さくらんぼの種を飛ばして優勝を争うなんともユニークなコンクールで、こちらはそれなりに有名なのでご存知の方も多いかもしれませんね。

旬のさくらんぼを味わいながら種を飛ばして争うという味覚的にも美味しい、ユニークな大会となっています。

さくらんぼ種飛ばし大会は地元だけではなく遠くの方も参加している人気の高い大会で、ギネスの世界記録認定にもなっているんですよ。

開催日時:2022年6月

会場:東根市民体育館駐車場 特設会場

参加無料

東根市民体育館

さくらんぼ種飛ばしグランプリ 関連サイト:

イベント中止のお知らせ(2022年5月・6月開催)
例年、GW中に仙台市で開催しておりました「さくらんぼ種飛ばし仙台グランプリ」及び6月に東根市で開催しておりました「さくらんぼ種飛ばしワールドグランプリ」は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響から今年度

東根で「さくらんぼ種飛ばしグランプリ」

かみのやま温泉 かかし展示9days

50年以上前、上山農業高等学校の生徒が「かかし」を田んぼに飾り競い合ったことがきっかけで始まった「かかし祭」は現在も上山市の文化として受け継がれています。

今年も9日間の「かかし展示」と、斎藤茂吉のふるさとで育つ子供たちの「短歌」をご鑑賞ください。

ただ立つだけならそこまで難しくはないものの、ランスを崩さずいつまでかかし立ちができるのか……ハラハラドキドキ、見ているだけでも楽しめるコンクールですよ!

開催日:2023年9月16日(土)~9月24日(日) 

場所:上山市民公園

上山市民公園

参照サイト:

【2023】かみのやま温泉 かかし展示9days | かみのやまさいぐべ
50年以上前、上山農業高等学校の生徒が「かかし」を田んぼに飾り競い合ったことがきっかけで始まった「かかし祭」は現在も上山市の文化として受け継がれています。今年も9日間の「かかし展示」と、斎藤茂吉のふるさとで育つ子供たちの「短歌」をご鑑賞ください。

第49回 かみのやま温泉全国かかし祭(2019)

由布院牛喰い絶叫大会

由布院町のまちづくりの一環として始まったイベントで、ゆふいん牛のバーベキューを堪能したあと騒音測定器の前で思い思いの言葉を絶叫する、そんな愉快な大会があります。

最初にゆふいん牛のバーベキューを楽しみ、子どもも大人もその後に次々絶叫して好きなことを言う……もうこれを聞くだけで楽しそうですよね!

最初にバーベキューを楽しめるというのも人気の理由のひとつになっているのではないかと思います(笑)。

第49回由布院牛喰い絶叫大会

開催:2023年10月9日(月) 9:00〜14:30  ※先着600名

日程
9:30~ 受け付け
10:30~ 入場、お肉等配布、食事開始
11:30~ 絶叫大会参加者受け付け
12:00~ 絶叫大会開始
13:00~ お楽しみ抽選会(入場者全員対象)
14:00~ 絶叫大会審査発表・表彰式

予約受付期間

8月7日(月)午前10時~9月22日(金)午後5時予約方法
電話またはメールでご予約ください。なお、予約の際に、氏名・住所・連絡先・参加人数をお知らせください。

予約先
由布院観光総合事務所
電話:0977-85-4464(平日の午前9時~午後5時)
メール:info@yufuin.gr.jp注意事項
・事前決済とします。入金確認後、大会1週間前までに入場券をお送りいたします。
・9月27日(水)までに入金の確認ができない場合はキャンセルとさせていただきますのでご了承ください。

並柳牧場

公共交通機関:JR由布院駅からタクシーで10分
車:大分道湯布院ICから車で15分

参照サイト:

大分県由布市|公式ホームページ|観光と文化
大分県由布市の公式ホームページです。由布市は地域自治を大切にした住み良さ日本一のまちをめざします!暮らしの情報のほか、イベントや観光情報、市政情報、防災に関する情報などを提供しています。

第41回由布院牛喰い絶叫大会

まとめ

全日本チンドンコンクールをはじめ、日本では今回ご紹介しきれなかったほどユニークなコンクールがあります。

このようなコンクールは地元の方以外はなかなか知る機会もなく、チンドンももはや過去のものという認識の方もいらっしゃるかと思います。

ユニークさを楽しむのはもちろんですが地域や時代にも大きく関わっているものがあり、一つ一つじっくり見てみるとまた違った楽しみがあります。

ぜひ全日本チンドンコンクールや他のユニークなコンクール、一度ご自分で確認してみてくださいね!

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