合格発表前日・間近で子供に言ってはいけない言葉とは?
合格発表が明日に迫っている、数日後に迫ってきている……この状況、自分が不安で仕方がないのも間違いではないのですが、一番不安なのは子どもです。
例え表面上は明るくしていても親が不安になって和らげる方法を探しているのと同じように、子どもも努力して意識しない、明るく振る舞うようにしている可能性を忘れてはいけません。
こんな不安になっているタイミングで「落ちたらどうする?」「次の受験先は……」なんて失敗したときを前提とした話は、当然ですがNGですよね。
「発表を聞く前から落ちることを前提としている」なんて思考を最も頼りたい親がしていると悟ってしまったら……子どもは落ち着ける場所をなくしてしまいます。
もちろん性格や状況次第ではあります(例えば子どもが確実にダメだと判断し、次の受験を前向きに考えているなど)ので絶対ではありません。
ともあれ合格発表前の不安な時期も親はどっしり構え、どうなっても大丈夫と伝えていきましょう!
合格発表の日、子供から結果の連絡があった・・・!親はどうリアクションするべき?
いよいよ合格発表当日、子どもから結果の連絡があった場合……親はどうリアクションすれば良いのか、ここも不安なところですよね。
合格だったときは迷うことは何もなく努力を労い、何よりも「おめでとう!」と喜びの気持ちを思う存分出してあげてください。
「友達が落ちた」など100%喜べない状況もありえるかもしれませんが、まずは最初に頑張って努力し、合格できた自分の子どもへ喜びを伝えましょう。
不合格だった場合、親は悲しんでいる姿を絶対に子どもに見せないよう、また最も落ち込んでいる子どもにさらなるストレスを与えてしまわないように注意しましょう。
落ち込ませるのではなく不合格を受け止め、子どもの気持ちを大切にしながらも次の対策を話し合えると良いですね。
子どもを怒るのももちろん間違いですが、「自分のサポートが足りなかった」など子どもの前で泣いてしまう、言ってしまうのも絶対にNGです。
何度もお話している通り、不合格で最も落ち込んでいるのは本人であり、親ではありません。
どうしても我慢が出来ない場合も子どもには絶対もらさず、子どもが絶対見えないところで言うだけにしてくださいね。
ちなみにどれだけ気をつけていても顔や態度、口に出ている可能性はありますので、定期的に鏡を見て悲しい顔をしていないかチェックするのもありですよ!
まとめ
合格発表はどうしても不安になり怖いものですが、実際に受験してきた子どもはそれよりもっと大きな不安を持っていて当然なんです。
親はそんな子どもの気持ちを受け止め、「何があっても大丈夫」「私があなたを愛していることと受験の合否は関係ない」という態度で大きく接していきましょう。
今回は受験、そして合格発表に対してのお話でしたが日常的にも全て関わりがあり、実戦していって良いものばかりだと思います。
心の片隅に置いて、ちょっとずつでも心がけていけるようになると良いですね。