いよいよ明日は合格発表!とても結果が怖いけど親の態度はどうしているべき?
「合格発表が明日!」
もう不安で仕方がなく、何をしても落ち着かず子どもに不安が悟られやすい日ですよね。
子どもは気楽に待っている(ように見える)かもしれませんし、親がこれ以上不安を見せてはいけない、と思えるくらい不安な顔を見せているかもしれません。
こういうとき、親は多少わざとらしくても心配な気持ち、不安な気持ちは頑張って表に出さず、どっしりと構えていることが大切です。
自分が不安になっているタイミングで親も不安になっている……これは子どもの心を更に追い詰め、不安感が増してしまいますよね。
子どもが不安を口にして頼ってきてもしっかりその不安を受け止め、どっしり構えていましょう。
受験を軽く見る発言は(子どもの性格次第でもありますが)よくありませんが、「ダメだったとしても二次受験など他の方法がある」など、「受験が人生の全てじゃない」と大きく受け止めてあげられると良いですね。
合格発表が近づいて、緊張や不安で眠れない・仕事や家事が手に付かない場合は?
「どっしり構えているのが良いのは分かっているけれど、不安すぎて眠れないし家事や仕事にも手がつかない……」
こうなるとやっぱり行動として子どもに見られてしまう可能性もありますし、何としても気持ちを落ち着かせたいですよね。
ですから「気持ちを落ち着かせる、リラックスするためにやっておくと良い行動」をいくつかご紹介します!
言い聞かせる
気持ちの問題を和らげるためには、やっぱり気持ちから持ち直していくのがおすすめなんです。
ですから不安になっている原因、今回ですと「合格発表」についても、「合格発表は明日でももうとっくに決まっていること、気に病むよりもその後の行動を考えよう」など前向きな対応策を頭の中で練っておくと、いつの間にか気分が和らぐ可能性もあります。
ここで「落ちていたらどうしよう」と思考が止まってしまうと逆効果ですので、落ちていた場合の行動として二次受験や受けられる受験、勉強などに思考を持っていくのも良いですね。
またお子さんの性格次第でもありますが、落ちている場合も「じゃあ勉強頑張ろう」ではなく、「一日くらいゆっくりして、好きなものでも食べよう」と気楽に考えるのも良いと思います!
笑う
「緊張している、不安になっているときに何を」と思われるかもしれませんが、笑う行動にはストレスや血圧を下げる作用があり、本当に効果的なんです。
無理矢理にでも笑う、楽しいことを考えてみる、楽しいテレビや雑誌・漫画などを読んでみるというのは、それだけでストレス解消となり、不安な気持ちを抑えることが出来ます。
セロトニン呼吸法
セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれている心の安定を保つためのホルモンで、血圧や代謝をあげる、脳を覚醒させる効果など、「精神の安定」に大きく関わります。
しかしセロトニンは「セロトニン欠乏症」なんて言葉が出てくるほど現代人に不足している物質であり、これを呼吸法で活性化させようとしているのが「セロトニン呼吸法」なんです。
やり方は簡単、リラックス状態で8~10秒程度かけてゆっくり息を吐き、5~7秒かけてゆっくり息を吸っていく……を繰り返すだけなんです。
特に「吐く呼吸」はセロトニンの活性化に大きく関わりますので、腹筋がプルプルするまでしっかり息を吐き、リラックスしながら息を吸うことを意識しましょう。
またセロトニンは太陽の日差しをあびること、規則的なリズムを楽しむこと(ラジオ体操など)、さらに人と接することによっても作り出すことが出来ます。
セロトニンを作るためには大豆食品や乳製品、たまごなどに含まれる「トリプトファン」の摂取がおすすめですので、食生活でも心がけておきましょう!