大阪天満宮の1月といえば!初天神梅花祭!
大阪天満宮で開催される「初天神梅花祭」は、1月25日が菅原道真に左遷命令が出た日であり、この日に「菅原道真」の御霊を慰めるために、神前に梅の小枝をお供えしているところから、「梅花祭」と名付けられました。
菅原道真の左遷は、実は仕組まれた冤罪(めんざい)であるという説もあり「菅原道真」は別名「免罪の神様」とも言われています。
また、道真公の誕生日が6月25日、太宰府で亡くなった日が2月25日ということで、25日は道真公にとってとても大切な日なのです!
大阪天満宮でも毎月25日は「菅原道真」の縁日であり、1年で最初の1月のお祭りを「初天神」と呼んでいます。
初天神梅花祭の概要
開催日:2024年1月24日(水)・1月25日(木)
時間:9時~17時
開催場所:大阪天満宮(大阪市北区天神橋2-1-8)
公共交通機関:「なにわ橋駅」下車 北東へ徒歩約10分。「天満橋駅」下車 北西へ徒歩約15分。
お祭りについて
初天神梅花祭〈1月24日(水)宵宮祭、25日(木)本宮祭〉
◎鷽替え神事・福玉まきを行います。
◎この2日間のみですが、木鷽・土鷽は授与所にて有料でお求めになれます。
大阪天満宮 公式HP:
初天神梅花祭 うそ替神事2012
初天神梅花祭のみどころ3選!混雑予想つき!
24日と25日の両日は学問の神として合格を祈願する受験生を対象とした「本殿通り抜け神事」や在阪球団のプロ野球選手などによる「福玉まき」(お餅まき)などが行われます。
また、境内には出店もあり賑わいます。
初天神梅花祭のみどころを動画つきでご紹介します。
みどころ1.うそかえ神事
このお祭りで、一番盛り上がるのは、「うそかえ神事」です。
鷽替え(うそかえ)とは、主に菅原道真を祭神とする神社で行われている神事です。
鷽(うそ)鳥は、すずめよりも少し大きいくらいの小鳥で、その名前が「嘘」に重なることから生まれた神事なのです。
本殿向かって右奥にテントとロープが用意されていて、開始30分前には既に多くの人が、列に並んでいます。
「うそかえ神事」は13時開始です!
最初に、「うそかえ神事」に参加するために、無料で配られている「鷽(うそ)鳥お守り」を並んで入手して、合図の太鼓を待ちます。
そして、みんな「替えましょう 替えましょう 嘘を誠に替えましょう」と言いながら、知らない人と、「鷽鳥お守り」を交換していくのです。
そして、太鼓が鳴り止んだ時、手元にあるお守りに、金、銀、土、木のいずれかの文字が入っていたら、書かれていれば、1年間幸運であると言われています。
また、それぞれの鷽鳥と交換してもらえます。
それ以外の人は、手元にある「鷽鳥お守り」を大切に持ち帰ってください。
これが罪やけがれをはらい福を招く「うそかえ神事」です。
面白い行事ですよね?
2017 0124初天神 大阪天満宮 鷽替え神事に猿がいたなぜ?
みどころ2.福玉まき ※過去情報
16時からは「福玉まき」が開催されます。
プロ野球選手(阪神・オリックス)や有名人、年男によるボールまきを行います。
そのボールをゲットしたら、お餅や景品と交換出来ます。グローブ持参で参加する人もいて大変盛り上がります。
「福玉まき」は16時開始です!
平日の午後4時前でも既に多くの人が集まっています。
特にオリックスの選手が来る日は、人出が多いようですので、早めにお出かけ下さい。
タイガース選手 福玉まき
みどころ3.通り抜け参拝
大阪天満宮は「学問の神様」として有名な菅原道真をまつっており、多くの受験生たちで賑わいます。
「初天神梅花祭」当日、14時から15時までは、受験生におすすめの「通り抜け参拝」が行われます。
普段は参拝できない本殿がお祭り当日は解放され、参拝(通り抜け)することができます。
本殿入り口は「登龍門」という名前なので、そこをくぐって参拝することがとても縁起がいいとされています。
「関門を通り抜ける」という、験(げん)担ぎの意味もあり、受験生の間で人気です。
毎年、人気で行列になるので、参加希望の場合は早めに参加条件となる合格守りと学徳守りを購入しておきましょう。
また、「初天神梅花祭」以外でも、受験シーズンの1~3月は、この「通り抜け参拝」が数回行われているようです。
決まった日にしか行われていないため、その日は多くの受験生で混雑し、行列が出来ることもあります。