新野の雪祭りのみどころ初心者向け3選!
お上り
諏訪神社で滝行をして身を清めた一行が14日の夕方に伊豆神社に向けて発ちます。
お囃子が鳴り響く中、新野の街中を進む行列、伊豆神社に近づくにつれて段々とお祭りに向けてのボルテージも上がってきます。
乱声(ランジョウ)
新野の雪祭りの本番、お庭の儀の始まりを告げるイベントです。
庁屋と呼ばれる支度部屋にいる神様が出てくるように促します。
壁を薪などで叩きながら「ランジョウ!ランジョウ!」という掛け声を叫びます。
その後サイホウと呼ばれる神様役が出てくるといよいよ盛り上がりどころの舞いが始まります。
幸法(サイホウ)
乱声で出てきた神様役を幸法と呼びます。
その幸法が舞いを披露します。
16あるお庭の儀の中でも人気の高い舞いです。
五穀豊穣や子孫繁栄を司っている幸法はちょっとコミカルな衣装と踊りが特徴です。
新野の雪祭りの夜
新野の雪祭りの季節・・服装の正解は?
ほとんどの行事が深夜~早朝に行われる新野の雪祭り。
1日の中でも最低気温に達する時間帯なので、寒さ対策は万全でいきましょう。
ちなみに長野県の1月の平均最低気温は-4℃ですから、しっかり着込んで、更にホッカイロも準備することをオススメします。
地元の人が多く訪れるお祭りですから仮設トイレも設置されます。
参道や境内などには食べ物を売る屋台もありますから、温かい食べ物で暖をとりながら舞いを見学するとよいでしょう。
まとめ
新野の雪祭り
長野県阿南町で1月13~15日に夜通しで行われるお祭り
当日に雪が降るとその年は豊作になるとされ、神社に雪がない年は峠まで雪を取りに行きお供えする
主に伊豆神社の境内で舞いを奉納し、国の重要無形民俗文化財にも指定されている700年以上の歴史のあるお祭り
雪祭りというと、雪像を作ったり雪合戦の大会などをイメージする方も多いと思います。
しかし新野の雪祭りのように歴史に忠実に、厳かに舞いを奉納するのも日本らしく魅力的なお祭りではないでしょうか?