長野の冬といえば「新野の雪祭り2024」!みどころは?混雑予想は?

1月のお祭り
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長野の1月といえば!新野の雪祭り!

新野の雪祭りは、長野県下伊那郡阿南町で毎年1月13日の夕方~15日の午前中まで夜通しで行われる伊豆神社の神事です。

どんなお祭り?歴史は?

新野の雪祭りの始まりは諸説ありますが、歴史は古く鎌倉時代から700年以上にもなります。

おみくじで選ばれた人が面をかぶり神の化身となり舞いを披露します

雪の量でその年が豊作になるかの吉凶を占います。

雪がない時は峠まで雪を取りに行って豊作を祈願します。

国の重要無形民俗文化財に指定されている伝統の神事です。

開催概要

日時:2024年1月13日(土)6:00~1月15日(月・祝)9:00

場所:長野県阿南町 伊豆神社(長野県下伊那郡阿南町新野2608−4)

伊豆神社

三遠南信自動車道 天龍峡I.Cから車で45分

参照サイト:

新野の雪祭り
名称 新野の雪祭り 地域 阿南町 開催日 毎年1月13日6時から1月15日9時まで 分類 薪能・猿楽・田楽・舞等 開始時期 1,265年頃から 解説 伊豆神社および諏訪神社を中心に繰り広げられる田楽系の芸能。 その系譜は春日若宮おん祭り(奈良県)や西浦田楽(静岡県)との関わりが指摘されている。古くは「正月神事」「田楽祭...
新野の雪祭り

内容

伊豆神社および諏訪神社を中心に繰り広げられる田楽系の芸能。

その系譜は春日若宮おん祭り(奈良県)や西浦田楽(静岡県)との関わりが指摘されている。

古くは「正月神事」「田楽祭り」などと呼ばれていたが、大正15年(1926)に民俗学者の折口信夫がこの祭りを見学し、全国に紹介した際に俗称の一つであった「雪祭り」の名が広まったという。

この祭りの存在は彼の「まれびと」論や「翁」論に大きな影響を与えた。

1月13日に伊豆神社の宝蔵に納められていた面形を諏訪神社へ運ぶ「お下り」が行われ、同神社で面化粧や試しの舞などが行われる。

14日夕方、諏訪神社を発した「お上り」行列が伊豆神社に到着すると、雪祭りの本番となる。

神楽殿での舞、巨大な松明起こしと「御舟」による点火に続き、歳神としての幸法(さいほう)やその模倣である茂登喜(もどき)、古風なビンザサラ舞、競馬(きょうまん)、天狗(てんごう)などの演目が夜を徹して繰り広げられる。

※フラッシュ撮影は禁止されております。

スケジュール

◎1月12日 
準備:午前9時ころから

◎1月13日
お下り:午前6時ころ伊豆神社出発
ビンザサラ舞、順(ズン)の舞、論舞(ロンマイ):午前9時
御神籤(おみくじ):11時半ころ
試楽(しらく):12時ころから
お滝入:15時ころ
本役によるビンザサラ舞、順(ズン)の舞、論舞(ロンマイ):16時半ごろ
面形化粧:19時ごろ
競馬(きょうまん)乗合せ:19時半ごろ

◎1月14日
お上り:午後4時ころ諏訪神社出発
大松明立て:午後21時ころ

◎1月15日 本番:深夜0時ころに大松明に火が灯り、一番位の高い「幸法(さいほう)様」の舞がはじまります。明け方8時から9時ころまで祭りが行われ、様々な神様が登場します。
ランジョー:零時半ごろ
大松明へ点灯:1時20分ごろ
お庭開きと幸法(さいほう):1時半ごろ
茂登喜(もどき):3時半ごろ
競馬(きょうまん)とお牛様:4時半ごろ
翁(おきな)、松影(まつかげ)、正直切(しょうじっきり):5時半ごろ
海道下り(かいどうくだり):6時半ごろ
神婆(かんば):7時ごろ
天狗(てんごう)様 又は おにさま:7時半ごろ
八幡(はちまん)と志津目(しずめ):8時ごろ
鍛冶:8時半ごろ
田遊び:8時半ごろ
祭りの終わり:9時ごろ

場所 準備・試楽等:諏訪神社

本番:伊豆神社

2018新野の雪祭りお上り

2018新野の雪祭りお滝入り

新野の雪祭り

始まりの合図!「ランジョウ」とはなんのこと?

乱声(らんじょう)とは、15日のお庭の儀の最初に行われます。

「ランジョウ!ランジョウ!」という掛け声の中、神様役がいる支度部屋の壁を地元の消防団などが叩き、外に出てくるように促します

ちなみに乱声とは舞楽などで使われる言葉で、舞いを始める時や舞人が登場する際の音楽のことを言います。

まさに雪祭りの始まりを司る始まりの合図といった感じです。

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