婦人病ご利益で有名な東京のお寺神社3選:その1.浅草寺・淡島堂
淡島堂(あわしまどう)は、浅草寺の境内、本堂の西にあるお堂です。
本堂の喧騒から少し離れた場所にあるので、ここに来る参拝客はあまり見られませんが、靴を脱いで淡島堂の中でお参りすることも出来るようです。
淡島堂は、江戸・元禄年間に女性に優しい神様をまつる、和歌山の加太神社の淡島明神をお迎えして建てられました。
御本尊は阿弥陀如来ですが、淡島大明神の本地仏(ほんじぶつ)として、「虚空蔵(こくうぞう)菩薩」をまつっています。
淡島明神は女性の守り神として、婦人病の女性を守護するために神となったと伝えられている神さまです。
中でも女性の下半身の病に霊験があるといわれていて、婦人病平癒、安産、子授け、人形供養など、昔から女性の女性に関するあらゆることに霊験のある神とされ、守り神として女性の信仰を集めています。
江戸時代には、裁縫技能の神様として広く信仰されていたので、毎年2月8日には、日頃使っていて折れてしまった針をお豆腐に刺して、感謝の意を表す針供養が行われています。
場所:東京都台東区浅草2-3-1
公共交通機関:東武スカイツリーライン、東京メトロ銀座線、つくばエクスプレス、都営地下鉄浅草線の各「浅草駅」より徒歩5分。
駐車場:浅草寺には専用駐車場がなく、周辺にも無料駐車場はありませんので、電車の利用をおすすめします。
問合せ:浅草寺(TEL 03-3842-0181)
浅草寺 公式ホームページ
婦人病ご利益で有名な東京のお寺神社3選:その2.淡島神社
東京・町田市にある淡島神社は、先にご紹介した浅草寺・淡島堂と同様、和歌山の加太神社の淡島明神をお迎えして建てられました。
創建年代等は不詳ですが、享保年間(1716-1745)頃には、既にまつられた碑があると言われています。
もとは同じ町田市にある箭幹八幡宮飛地境内社だったもので、昭和42年に宗教法人として登記されました。
少彦名命、天照大神、菅原道真公などがまつられていて、婦人病に霊験のある神として信仰されていて、婦人の守り神とされています。
場所:東京都町田市根岸町2-7
公共交通機関:東急田園都市線「つくし野駅」から徒歩約11分。
問合せ:淡島神社(TEL 03-3842-0181)
淡島神社 参照サイト: