落ち葉で堆肥を作ろう!はじめてガイド!失敗しない方法とは?

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落ち葉で堆肥をつくろう!そもそも堆肥って何?

堆肥作りとは言いましたがもしかしたら「堆肥ってなに?」と思われている方もいらっしゃるかもしれませんので、まずは「堆肥とは何か」からお話していきます。

堆肥とは肥料成分を含んだ土」のことであり、植物由来の成分で栄養分が高いものを「堆肥」、堆肥より低いものを「腐葉土」と言います。

落ち葉などを使って作る堆肥は市販の肥料と比べ効果はゆっくり、そして長く続くのが特徴です。

原料も落ち葉や枝、家畜のフンや野菜の皮などの自然由来のものを使い、じっくり発酵させて作ることになります。

肥料成分を含んだ土であり、効果はゆっくりと長続きするというものが特徴ですから、ご家庭でのガーデニングなどにも幅広く使えます。

堆肥は目に見えない微生物が落ち葉などをエサとし、エサに含まれるチッ素や炭素を吸収して分解熱を発生し、その熱によって更に微生物の活動が活発になることから始まります。

この繰り返しにより高い温度が保たれ、落ち葉などが少しずつ「堆肥」へと姿を変えていきます。

このように堆肥を作るためには微生物が活動しやすい環境を整えることが最も大切ですので、作り方などもこれを踏まえて準備していくことになります。

堆肥を作るための道具、材料は?

次に堆肥を作るためにはどんな道具、また材料があれば良いのかについても紹介していきますね!

まず最初に必要なものは、当然ですがエサとなる「落ち葉」となり、また落ち葉の種類にも堆肥に向いているもの、向いていないものがあります。

向いている落ち葉の種類は、クヌギ、ナラ、ケヤキ、ポプラなどです。

逆に、イチョウ、クス、カキなどの広葉樹、スギ、マツ、ヒノキなどの針葉樹は不向きです。

不向きとなっている種類の落ち葉については水分や樹脂分が多く含まれているのでなかなか腐らなかったり、植物の発芽・成長を阻害する物質が含まれていることがあります。

堆肥づくりを失敗しないためにも、落ち葉の種類はじっくり見て選ぶようにしましょう!

また堆肥は家庭菜園などの場合、1平方メートルあたり一回につき3~5kgが目安とされていますので、必要な落ち葉の量や作る堆肥の量の目安にしてくださいね。

その他の準備としては

・堆肥枠(囲い)……木の板やコンパネなどを使った手作りの枠、もしくは専用の容器、大型ポリバケツなども通気性を解決すれば使用可能です。

また次のような専用の堆肥枠も販売されていますので、こういったものを使ったほうが最初は安心かもしれませんね!

・表土……自然の土は微生物が多く生息していますので、これを落ち葉に加えることによって微生物の増殖や水分調整効果が期待できます。

・発酵促進剤……名前の通り発酵を促進させるもので、コーランネオや米ぬか、また油かすなどが使えます。

また次のような堆肥用の発酵促進剤も販売されていますので、こちらも最初はこういったものから試すのも良いと思います!

・雨除けシート……雨が降り注いでしまっては水分調整がうまくいきませんので、ブルーシートなどを使った雨よけシートも用意しておきましょう!

ブルーシートもホームセンターなどで手軽に購入することも出来ますが、楽天などのサイトからでも通販可能です。

その他としてはガーデンフォーククワなどがあれば便利ですが、絶対というほどではありませんので余裕があれば用意しましょう!

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