片見月は縁起が悪いという由来はいつから?中秋の名月と片見月の違いは?

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「片見月」という言葉、そして「片見月は縁起が悪い」ということを聞いたことはありませんか?

今となってはあまり聞き慣れない言葉ではありますが、「縁起が悪い」と言われるとちょっと気になりますよね。

片見月はお月見に関わる言葉で、どうして縁起が悪いのかを知るためには、まずお月見についてもちょっとした知識が必要です。

片見月とは何なのか、どうして縁起が悪いのかなど、お月見に関わるお話のひとつとしてぜひ知っておきましょう!

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片見月は縁起が悪いって?一体なんのこと?

まず最初に、秋にある行事として「十五夜」は有名なので広く知られていると思います。

でも実はその後に「十三夜」というお月見があり、片見月はこのふたつのお月見が深く関わっています。

どちらのお月見も「秋の収穫のお祝い」が目的なんですが、「片見月」とは十五夜と十三夜、どちらか片方しかお祝いをしないということを言うんですね。

「片方しかお月見をしないのは縁起が悪い」ということを「片見月」と言うようになったんです。

どうして縁起が悪いと言われるようになったのかについては諸説ありますが、最も有力なお話として、江戸の遊里が発祥と言われています。

江戸の遊里、吉原で「十五夜に遊んだのなら、十三夜にも遊びに来なければ縁起が悪い」と言い出したという説が有力なんですね。

ぶっちゃけてしまえば「客寄せ」であり、十五夜に来てもらったお客さんを再び呼び込むための話だったと言うわけです。

片方しか遊びに行かないと「片見月」になり縁起が悪い、そう伝えることによって再び十三夜に遊びに来てもらってたわけですね。

ちなみに吉原ではどちらのお月見も「紋日」という特別な日に設定され、お客さんたちもいつもより気前よく散財したそうです。

こう聞くと「縁起が悪い」というのは本当かどうかも疑ってしまうところです(笑)、話のひとつとしては面白いですよね。

いずれにしてもお月見は「季節を感じられる行事・収穫をお祝いする行事」ですのでどちらもお祝いして悪いことはもちろんなく、かといって神罰の類がある縁起話ではないので気楽に楽しむことが一番だと思います!

後の十三夜月

中秋の名月と片見月の関係は?

お月見の季節になるとよく聞く「中秋の名月」ですが、これは「十五夜」と同じ意味を持っています。

「中秋」これは旧暦の8月15日、つまり芋名月・十五夜の日のことを指しています。

過去の暦では7月から9月までが秋とされ、その真ん中の日である8月15日が「中秋」となったんですね。

ですから中秋の名月とは言葉そのまま、「秋の真ん中の日にある満月」のことなんです。

ですので「中秋の名月と片見月の関係ってどんなの?」と言われた場合の答えは、「十五夜のみお祝いをすること」もしくは「十五夜はお祝いしなかったこと」になりますね。

片見月は「十五夜もしくは十三夜どちらかしかお祝いしなかった」ということを指しますので、そう覚えておくと分かりやすいと思います!

ちなみに2019年の中秋の名月、つまり十五夜はいつかというと、2019年9月13日(金)となっています!

ちなみに2019年の十三夜は2019年10月11日(金)ですので、今年はどちらも覚えてお祝いしてはいかがでしょうか!

芋名月・栗名月・豆名月・中秋の名月の違いは?

お月見に関する名称はたくさんあって、例えば以下のようなものをよく見かけます。

・芋名月
・栗名月
・豆名月
・中秋の名月

実はこれらは全て十五夜もしくは十三夜のことを指していて、それぞれの別名としてあるんですね。

芋名月もしくは中秋の名月は「十五夜」、そして栗名月や豆名月は「十三夜」のことになります。

どうしてこのような名称がつけられるようになったのかというと、お月見の際にお供えするものが元となっています。

お供え物は地域によって多少違いはありますが、一般的には月が見える場所にすすきを飾ります。

そして

・月見団子
・里芋またはさつまいも
・枝豆
・栗

こういった収穫物をお供えして酒を持ち、月を愛でながら秋の収穫をお祝いするのが「お月見」なんです。

十五夜は芋名月、十三夜は栗名月もしくは豆名月と言われるようになった理由としては、栗や豆のほうが芋よりも収穫が遅く、十三夜にお供えすることが多かったところからと言われています!

最後に「中秋の名月」ですが、これは先程お話した通り「秋の真ん中の日にある満月」のことで、十五夜の日にあたります。

このように語源を見ていくと当時の生活や風景、またそう定めるようになった理由などが見えてきて、とても面白いですね!

正しいお月見の作法とは?飾り付けは?お供えは?

先程から簡単にお話はしていますが、お月見の正しい作法についてもぜひ知っておいていただければと思います!

お月見の際に必要なものはお話した通り「ススキ・月見団子・収穫した野菜もしくは果物」となります。

ススキは作物や子孫繁栄を見守る月の神様の依代ですので、正しいお花見をする際には必ず必要です。

日の出ているうちに取ってくることがベストですが、近頃はお店でススキが販売されていることもありますので、そういったところで購入するのもありですね!

月見団子についても実は細かい作法があり、「十五夜」にちなんで一寸五分のお団子を15個用意して並べます。

とはいえこれも1年の満月の数に合わせて12個とする(うるう年の場合は13個)、場合によっては簡略して5個にするなど本当に細かいですので、地域の先輩方に聞くのが一番かもしれません。

ともあれ準備ができればあとは夜に美しい月を見ながら収穫を感謝して祝い、ゆっくりした時間を過ごせばOKです。

こうしてみても準備もさほど手間がかかるものはなく、月を愛でながらゆっくり過ごす準備、そして収穫のお祝いの気持ちがあれば大丈夫だと思いますよ!

まとめ

片見月は十五夜もしくは十三夜しかお月見をしないことですが、これにはさらに「同じ場所でお月見をしなければならない」など細かいルールがある場合もあるそうです。

最初にお話したルーツの通り、お客さんにまた来てもらうための設定だったのかもしれませんね。

しかし同じ場所から眺めるにしても、日が変われば月はまた違った魅力があると思います。
少しずつ違う月をゆっくり眺め、穏やかなひとときを過ごせるお月見を今年はぜひどちらも行って、「片見月」をやめてみましょう!

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