うどのあく抜き時間は?重曹を使った方法は?うどの下処理方法まとめ!

4月のお祭り
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うどのあく抜き方法とは?その前にうどってどんな食べ物?

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うどとは山菜のひとつであり山に自生しているものですが、畑で栽培されてもいます。

成長すると2メートル以上にもなりますが食べられなくなり、また薪にも柱にも使うことは出来ません。

こういった理由から「うどの大木」=大きいだけで役に立たない人、という例えにもなったのです。

うどはウコギ科の多年草で、疲労回復によく効くと言われています。

また水分や食物繊維が豊富な割にはカロリーがとても低く(100gで17kcal)、ダイエット食としても重宝されています。

和食はもちろん、洋食や中華料理などにも使える、好きな方には嬉しい食べ物です。

またうどには血液の循環を促進する効果があり、発汗作用や鎮痛作用、消炎作用など幅広い効果があります。

風邪や頭痛、めまいなどはもちろん、民間薬としては精神不安や分裂症にも使われている食べ物なのです。

さらには食用としてだけではなく、お風呂に入れると肩こりやリュウマチ、痛風や冷え性の痛みにも効くとされています。

そんなうどですが食べごろは「春から初夏」で、この時期はお店でも「山うど」などが並びます。

春から初夏にかけて収穫されるうどを「春うど」、11月頃から冬にかけて収穫されるうどを「寒うど」と呼びますが……春うどのほうが柔らかく香りが良いので、やはり旬はこちらの時期ですね。

収穫時期など無関係で暗室で栽培する「白うど(東京うど)」などもあり、こちらは季節を問わず入手することが可能です。

うどの重曹を使ったあく抜き方法まとめ!時間は?

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うどには苦味やエグみがあるのであく抜きが必須です。

「あくって何?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、植物のほとんどが持っている「自身を守る手段」である「苦味」「エグみ」を感じる成分のことです。

あくを取らずに調理すると苦味やエグみを感じて美味しく感じられなくなることはもちろん、食べ物の消化や吸収を妨げます。

そもそも身体に有害な成分もあり、しっかりとあく抜きをすることが大切なのです。

うどのあく抜き方法として重曹を使う方法があり、他にも強い苦味やエグみがある山菜や野菜のあく抜き方法として使えます。

まずはこちらの動画をご覧になり、チェックしながら読み進めていただければ分かりやすいと思います。

動画はわらびのあく抜きとなっていますが、基本的に同じようにしていただければ大丈夫です!

【生活の知恵】【001】超簡単!わらびのあく抜き方法【重曹編】Method to remove the lye of the bracken with sodium bicarbonate

まずはうどを水洗いし、お鍋に重曹を3.5リットルの水に対して大さじ1.5杯入れます。

重曹を入れすぎると柔らかくなりすぎますが、この辺りはお好みで慣れてから調節していただいても良いと思います!

おなべにうどを入れ、しっかり水につけ20秒ほど火をつけたままにします。

その後は火を消し、落し蓋をして水から中身が飛び出さないようにして一晩(10時間程度)置きます。

落し蓋をしたまま水を流すと、あくが取れ色が変わった水が流れていきます。

その後は重曹が入った水が完全になくなるまで洗い、あく抜き終了です!

保存する際は水に浸しておくと1週間程度日持ちもしますので、お手軽でおすすめですよ!

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