福島県白河市の2月といえば「白河だるま市」!どんなイベント?
300年の歴史がある白河だるま市は、毎年、建国記念日の2月11日に開催されています。
開催日:2024年2月11日(日)
時間:9時~18時
開催場所:天神町、中町、本町
例年は、午前9時から18時までの間に、700件以上の露店が立ち並び、15万人以上の観光客が訪れます。
だるま販売がメインなんですが、他にも縁日のように様々な露店が並び、だるまや正月飾りを焼く天神神社のどんど焼きも見どころですよ。
関連サイト:
白河だるま市 15 2014.2.11
白河市とだるまの関係は?だるまの値段は?
そもそもなぜだるまが有名なのかというと、300年前に白河城主だった松平信楽翁公が城下の繁栄のためにだるまの製作技術を広め、旧正月の14日に大手門前でだるま市を始めたのがきっかけと言われています。
現在、白河だるまを製作している店舗は、横町にある「白河だるま総本舗(渡辺だるま店)」と「佐川だるま製造所」の2店舗で、どちらも伝統の技を生かした白河だるまづくりを行っています。
白河だるまは、福島だるまや三春だるまなどの東北系のだるまに比べて丸みがあり、穏やかな顔をしているのが特徴で、関東だるまに属します。
まゆは鶴、口ひげは亀、顔の両側に松と梅、口の下に竹を模様化し、「鶴亀」「松竹梅」が描かれています。
だるまには18種類の大きさがあり、最初は小さなだるまから年々大きなだるまを買い増やす末広がりの縁起物として利用されています。
希望を願えば叶うとされる縁起物のだるまは、願い事をするときは、だるまの左目(向って右側)から目玉を書き入れ、願い事が叶ったら、もう片方の目を入れるといわれています。
だるまの値段は大きさによって異なりますが、300円から40,000円まであります。
白河だるま市では原価では買わず、少し値切って買うのが風習なんだそうです。
値切れば値切るほど縁起がいいので、ぜひトライしてくださいね。
白河だるま市 9 2014.2.11