12月開催!関東のおすすめ酉の市3選!
関東各地で開催される酉の市。
多くは11月にあります。
11月に行けなかった方のために12月に開催しているところで、特におすすめを3つ紹介します。
大宮 氷川神社 十日市
埼玉県内最大といえる酉の市が立ちます。
毎年12月10日(0時~24時)にあるため十日市(とおかいち)とも呼ばれています。
約2,000もの露店が立ち並びます。
浦和西藤の熊手露店時間 12月9日 21時~24時、12月10日 9時~22時
関東に約200ある氷川神社の総本社で、由緒正しい神社です。
久喜 鷲宮神社 大酉祭
日本武尊が東征の先勝祈願をした神社とされています。
酉の市の起源にゆかりのある神社ですから、ぜひ一度行ってみたいですね。
また、酉の市では、国の重要無形民俗文化財の「催馬楽神楽」が見られます。
毎年12月初酉の日に大酉祭が斎行されます。
拝殿前では熊手やカッコメが授与され、また土師一流催馬楽神楽の奉納があります。
開催日:2023年12月5日(火) ※毎年12月初酉の日に大酉祭が斎行
金沢八景 瀬戸神社 歳の市・開運熊手授与
他と比べると規模は小さく人出もそれほどではないので、初めての酉の市をゆっくり楽しみたい方にはおすすめです。
瀬戸神社の酉の市は、熊手と一緒に大量のダルマも売っています。
縁起物ですから、一緒にダルマも買ってみてはいかがですか?
毎年12月8日に開催され、2023年12月8日(金)にあります。
はじめてでも大丈夫!酉の市で熊手の買い方!選び方!
動画を見ても独特の雰囲気でちょっと気も引けてしまうかもしれませんが、はじめての方に向けて酉の市での熊手の買い方、そして選び方についてもお話します。せっかくの酉の市、熊手を買って帰りたいのは当然ですので、ぜひ今のうちにチェックしておきましょう!
熊手は様々なサイズがありますが、基本的なものとして「将来事業が大きくなる・出生できる」ことを祈って年々大きな、値段も高いものに買い換えるのが良いと言われています(同じ大きさならありです)。
ですから初心者のうちに大きな熊手に惹かれて買ってしまうと、後々それよりさらに大きく高いものを購入……と大変になってしまいます。
最初は、個人の場合は1,000円程度の小さいもの、会社の方や経営者の方も5,000~10,000円程度にしておくと安心ですね!
前年より大きな熊手を求めるのが厳しい場合は、二年続けて同じ大きさの熊手を買っても良いとのことです。
気に入った熊手を見つけたら熊手屋さんとの駆け引きがはじまりますが、ここからが酉の市ならではの楽しみ方なのです。
お店の方に値段を聞いたらすぐに支払うのではなく、どんどん値切っていきましょう。
お店の方ももちろん負けずに掛け合いがはじまりますが、酉の市ならではの楽しみ場所がここなんです。
でも、どうしても勇気が出ない!という方もご安心くださいね。
値引き合戦をしなければ購入できない!というものではなく、お値段を聞いている方も多くいらっしゃいます。
いい感じに値切れたら値切り交渉を終わらせて支払いますが、ここで支払うのは値切った金額ではなく「最初に聞いた金額」にします。
こうすることによって商談を楽しみ、客側はご祝儀を出してお大尽気分、熊手屋さんはご祝儀を頂いてもうかった気分、と、誰もが幸せに楽しい時間を過ごすことが出来るんですね!
また購入後はお店の中央に掲げ、周りにあつまった熊手屋さんの掛け声で手締めとなりますので、ぜひ体験してみてくださいね!
吉田篤史酉の市で熊手を購入
ちなみに買った熊手は正面を向け、高く掲げて持ち帰るのが良いとされています。
これは「来年の酉の市までの1年間大きな福をかき込んでくれるように」という願いを込めた歩き方ですので、ぜひやってみてくださいね!