新生児が泣きやまない!母乳の飲み過ぎ「過飲症候群」かも!
過飲症候群は、ママが飲ませるおっぱいを左右交互に切り替えて授乳している時に良く起こります。
というのも、赤ちゃんは母乳で必要なカロリーを得ているわけですが、脂肪分が多い赤ちゃんに最適な母乳は後乳と言われ、しばらくしてから出るものです。
なのに、そこに到達する前に反対の胸に替えられると必要以上に母乳を飲まなければいけなくなります。
お腹は一杯なんだけど、カロリーが足りないから、赤ちゃんはすぐに泣いて、さらに母乳を欲しがるしかありません。
このようなことを繰り返していると、ママの方でも母乳の過分泌が起こることがあります。
過飲症候群と診断されたらどうする?まだ飲みたい!とグズったら?
新生児は生後4か月くらいまでは満腹中枢が未発達なため、自分でおなかいっぱいだと判断できません。
そのため、過飲症候群に陥りやすくなります。
ミルクを吐き出すようになれば、明らかな飲み過ぎですので、吐いた分を飲ませなきゃと焦るのはやめましょう。
少しずつ飲ませる時間を減らしても良いでしょう。
自分でお腹いっぱいだと判断できるようになるまでは、ママがしっかりと管理してあげるようにしましょう。
ミルクの場合は、生後7日目に1日に80㎖となり、生後1ヶ月ごろで3時間おきに100㎖を与えるのがよいとされています。