そもそも美味しい氷とはどんな氷?
まずは、美味しい氷がそもそもどんなものか分からないといけませんよね?
美味しい氷の定義は、簡単に言えば、人それぞれですが、一応、定義が存在します。
よくかき氷屋さんが語る話に出てきますが、不純物が全く入っていない氷が美味しい氷の絶対的な条件になります。
通常、家で氷を作る時は、多くの場合、水道水を使いますよね?
この水道水には、衛生管理上、カルキという成分が含まれています。
このカルキは、独特のにおいを持っており、氷に使用すると、カルキの味が際立ってしまいます。
さらに、家の冷蔵庫で作る際は、空気が入ってしまいがちです。
この空気が、氷の透明度を下げてしまいます。
味を感じる際には、見た目も大切な要素なので、白く濁った氷では美味しさも半減します。
さらに、空気が入っていると、水に溶けやすくなってしまいます。
そのため、不純物が入った水が、飲み物に混ざりやすくなりますし、水っぽくもなってしまうので、おいしくないと感じやすいんです。
美味しい氷を家庭の冷蔵庫で作ることは可能?美味しくつくる方法とは?
まず、レストランなどで出される氷はきれいな透明が多いですよね。
あれは、特殊な製氷機を使って氷を作っているからです。
分かりやすい特徴として、氷の真ん中がくぼんでいますよね?これが、特殊な製氷機で作った証です。
なので、自宅で美味しい氷を作りたいのであれば、一番手っ取り早いのは、専用の製氷用容器を購入することです。
これがあれば、毎度、市販の氷を買ってくる必要がありません。ロック割りに最適なまん丸の氷を作ることもできますよ。
市販の製氷用容器を買う以外の方法ならば、水道水を一度、沸騰させてから凍らせます。
こうすることで、カルキが蒸発して不純物の少ない水が作れます。
他には、ミネラルウォーターを使用して氷を作る方法です。
こちらも不純物なしの氷を作れるので、おすすめです。
もっと手間暇をかけるのであれば、沸騰させた水かミネラルウォーターを霧吹きに入れて、製氷機に吹きかけながら時間をかけて凍らせるといいでしょう。
「透明な氷の作り方」を試してみた。(小中学生の自由研究風?)