香港の3月といえば香港国際映画祭!どんなイベント?
春になるとたくさんのイベントが行われますが、その中でも香港国際映画祭は毎年気になってチェックしている方も多いと思います。
香港国際映画祭は最初にお話した通りアジアを代表する映画祭の一つで、映画好きの方にとっては見逃せないイベントなんです!
香港国際映画祭は50カ国から280本を超える映画作品が香港に集まり、主要文化施設で上映される香港最大とも言える文化イベントです。
映画祭だけではなく併設マーケット「香港フィルマート」なども合わせ、毎年たくさんの映画好きが香港に集います。
そんな大きな香港国際映画祭ですが、2024年の開催日はすでに決定しています!
香港国際映画祭
開催地:香港
日程:2024年3月28日(木)~4月8日(月)
約二週間ほどの開催ですが来場者はおよそ60万人とも言われ、メジャーな作品だけではなくインディペンデント映画(自主制作映画)も上映されます。
ですから映画関係者にとってはアジアへ進出するための登竜門にもなっていて、本当にたくさんの映画をチェックすることが出来るんですね。
期間もそれなりに長いので香港の観光を兼ねて映画祭を楽しむ方も多く、お天気の良い日はゆっくり観光するのも楽しみのひとつです。
春の香港観光と香港国際映画祭、合わせて毎年大きく盛り上がりますので、次回も楽しみにしていてくださいね。
世界の映画祭の中で香港国際映画祭の位置付けは?
世界各地で映画祭は開催されていますが、その中でも香港国際映画祭はどういった位置づけとなっているのかも気になりますよね。
まず最初に日本で最も盛り上がる映画祭といえば東京国際映画祭ですが、香港国際映画祭と比べると開催期間・上映作品数・総上映回数全てにおいて半分程度という規模です。
東京国際映画祭は知っているという方も、この違いを聞くと香港国際映画祭の規模の大きさが分かるのではないでしょうか。
香港国際映画祭は政府の積極的な支援があり、併設マーケットはもちろん、他にも同時に様々なエンタメの展覧会、イベントが開催されています。
このバックアップの差は大きく、香港国際映画祭がアジアを代表する映画祭となるのも納得なんですね。
ですから香港国際映画祭では映画祭だけではなく、同時に開催される様々なエンタメイベントを楽しむことが出来、またそれを期待して香港に集まる方も多くいます。
これは香港国際映画祭ならではの魅力であり、規模をさらに大きくした理由のひとつでもあります。
また香港は映画産業に力を入れていますので、若者がハリウッドに映画を学びに行き、その経験を生かした作品作りで大きく盛り上がります。
日本では国内向けのマーケット作品が多いですが香港では海外向けも多く、このスケールの違いも香港国際映画祭の魅力となっているんですね。
この結果香港国際映画祭は世界中から注目されるようになっていき、現在のようなアジア最大規模の映画祭へと進化していったんです。