もはや常識?二分の一成人式とは?
二分の一成人式とは最初にお話した通り、成人の半分である10歳を迎えたことを祝う行事や儀式で、ここ最近一気に広まった印象を持っている方も多いと思います。
学校行事として文部科学省の学習指導要領に記載されているわけではないのですが、学校行事のひとつとして行われていることが多いですね。
現在では多くの学校が二分の一成人式を4年生の課外活動として取り入れ、全国に広まっています。
元々は兵庫県の当時4年生の担任をしていた先生が考慮したものと言われていまして、それはなんと1980年頃だそうです。
そう見ると歴史も随分長く感じられますがやはり全国的に広まったのは最近で、東京では2006年の段階で公立小学校の半数以上、愛知県では1割程度が行われていました。
二分の一成人式の歌に感動する人が続出!?歌詞は?
まず最初に二分の一成人式の歌とはどんな歌なのかという参考のためにも、動画をチェックしてみましょう!
「10才のありがとう」~CD『2分の1成人式』より~
二分の一成人式の歌としてとても広まり、「感動した」と言う親が続出している歌がこちらの「10才のありがとう」です。
歌詞としては最初に「生まれて10年たちました」からはじまり、10歳ならではの過去への振り返り、そして小学校や友達、そしてこれからのことが歌われています。
たくさんの「ありがとう」という言葉、10歳ならではの言葉、そしてゆっくり染み入る音楽に、聞いているだけでも目の周りが熱くなってしまう歌なんです!
「子どもの階段かけ上がる」に「急がなくていいから!」とクスっときたり、「子どもの終わりが来る日まで」という言葉に「成人したからって終わりじゃないよ」と思わずツッコんでしまったりというタイミングがあるのも、逆に抑えようとしていた感動が表に出てきてしまうんですよね。
「聞いてるとどんどん心に来て泣いてしまった」「もう10歳なんだなあとしみじみしてしまった」「ただただ感動した」など、実際にお子さんが歌う「10才のありがとう」を聞いた方の感想を探すと、思わず頷いてしまう内容で溢れています。