お盆、年末年始などに義実家への帰省。手土産は毎回必要?
義実家が自分たちの住まいから近くて、お正月やお盆以外にも頻繁に行っているようなケースでは、そのたびにわざわざ手土産を買って持参するような堅苦しさは必要ないと思います。
最初から手ぶらというわけにはいきませんが、その都度の手土産を買うよりも、義実家で料理作りを手伝ったり、自分が作ったお菓子や料理を持参するのも良いと思います。
しかし、年末年始やお盆の帰省には、毎回手土産を持参するのは気持ちの表現として続けた方が良いでしょう。
お盆や年末年始は、義実家の先祖の墓参りをすることもあるでしょうから、ご先祖様へのお供えとして気持ちを持参するという意味合いもあるでしょう。
高価なものを手土産にするのは、毎回の帰省のたびに負担になるのですが、安く済ませるつもりで手作りのお菓子などを手土産に持参するという方法を考える方もいるかも知れませんね。
お料理が得意な方なら、その方が喜ばれると考えるのでしょうが、手作りの手土産は基本的には避けた方が良いです。
手作りのお菓子などは、市販されているものと違い、保存ができないものが多く、食べきれないと困ります。
万が一、口に合わなかったり、傷んでしまったら困るだけなので、手作りは避けましょう。
購入した手土産は玄関先で渡すのではなく、きちんと部屋に上がってから渡します。
この時、紙袋に入ったままとか、風呂敷に包んだまま渡すのはマナーとしてはNGです。
紙袋や風呂敷というのは、中身を汚れから守るために使うものなので、きちんと袋から出して渡すようにしましょう。
相場としては、様々な統計データがあり、地域性や年代によって違います。
平均すると3,000円前後を目安にするようにします。
5,000円を超えるような価格は、毎回となると負担になります。
交通費もかかりますからね。
高価な手土産を選んでしまうと、そのレベルを落とせなくなるので、最初から張り切って高価なものを選ばない方が良いでしょう。
義実家へのおすすめの手土産3選 フィナンシェ(焼き菓子)
フィナンシェは、濃厚なバターの香りが楽しめる伝統的な焼き菓子です。
生クリームなどが使われないので、保存も常温で大丈夫というのは季節を問わず手土産にしやすいでしょう。
保冷の必要がないので持参するのも便利ですので、長時間の移動で帰省する時でも良いですね。
お値段も2,000円とリーズナブルですし、熨斗も選べるので仏事の帰省にもおすすめです。