知っておきたい「賞味期限」と「消費期限」の違いとは?
賞味期限と消費期限は似ているようですが、全く違うものです。
賞味期限は「定められた方法に従って保存した場合に、その食品に期待される全ての品質を十分保っていると認められる期限、つまり、見た目、ニオイ、味など全てにおいて美味しく食べられる期限です。
一方、消費期限は、定められた方法で保存した場合に、品質が劣化しやすく速やかに消費すべき食品、つまり、期限までならば安全に食べられるという保証期限です。
賞味期限は過ぎても食べられますが、消費期限の過ぎたものは食中毒などの危険もありますので、なるべく食べないようにしましょう。
卵は一般的に賞味期限・消費期限はどれぐらい?
スーパーなどで販売されている卵は、季節によっても違いますが一番短い夏場だと産卵後16日以内ならば、食中毒の原因になるサルモネラ菌は繁殖しないとされています。
夏場を基準にして、1年を通して市販されている卵はパックされてから約2週間で賞味期限が設定されています。
ちなみに、卵の賞味期限は、「安全に生食できる期間」なので、賞味期限が過ぎても加熱すれば安全に食べられます。
家で飼っている鶏の卵は?
自宅で鶏を飼っている人もいるかと思いますが、卵って結構長持ちしますよね。
市販の卵はごみや汚れなどを洗い流していますが、基本的には家で飼っている卵は気にならなければ洗わなくても大丈夫です。
家で生まれた卵は、室温が20℃以下の場合は常温でも保管が可能です。
それ以上の気温になる場合は冷蔵庫で保管しましょう。
自宅で採卵した卵も市販のものと同じで、生食の場合は2週間以内で食べるようにしましょう。