風邪をひいたらお腹がチクチクして痛い!これって本当に風邪?
冬に流行る胃腸風邪には2種類あり、ノロウイルスとロタウイルスがあります。
まず、よく耳にするノロウイルスですが、食中毒として有名ですね。
ノロウイルスの症状としては、微熱、嘔吐、下痢、腹痛があります。
初期症状として腹痛と微熱があり、次に嘔吐と下痢が発生します。
潜伏期間は大体1~2日、完治には1週間かかります。
ロタウイルスは、発症すると38度以上の高熱となり、嘔吐と下痢を繰り返します。潜伏期間は大体1~3日、完治には1週間かかります。
ロタウイルス胃腸炎って何?
お腹のチクチク、胃腸風邪の原因は?感染経路は?
ノロウイルスは、子供から大人まで感染しやすく、体内で増殖するので、感染者の嘔吐物から感染が広まります。
二次感染が強いウイルスで、60℃以上の熱やちょっとした塩素では死滅しないほど、強いウイルスです。
ロタウイルスは、5歳までの幼児が感染しやすいウイルスです。
感染力が高く、ほんの少しでも体内に入っただけで感染し、発症してしまいます。
乳幼児が1度はかならず感染すると言われており、免疫がつくので、大人になると感染しても症状が出ることありません。