リレーバトンパスの練習方法・指導方法!
練習する前に走者のスピードをそれぞれ見極めて、遅い人の次には早い人を並べることが大切です。
第一走者とアンカーは必ず早い人を置き、第二走者にはそこそこ早い人を置きます。
第三走者で普通の人、第四走者で一番遅い人を置いて、その次に早い人を置くとスピードを落とすリスクを軽減できます。
バトンパスの練習の際には実際に走って、それぞれが自分の前の人がどのくらいのスピードで走るのか知ることが大切です。
自分の前の人が自分よりも遅い人なら、なるだけバトンを受け取るまではゆっくりと走りましょう。
逆に自分の前の人が早い場合は渡す人にバトンゾーンのスタート地点ギリギリで待っていてもらい、なるだけ早いタイミングで渡しましょう。
もちろん、バトンパスの練習として、一列にメンバーが並んでバトンを「はい」という掛け声と同時に渡して、持ちかえて次の人に渡すという練習を何度も繰り返し練習して、渡す相手や渡される相手のくせをそれぞれが理解するようにした方がよいでしょう。
失格にならないために!リレーのルールをしっかり覚えておこう!
リレーでは場合によってはバトンを落とすと失格になってしまいます。
しかし、多くの学校では失格にはならないので、バトンパスが失敗した場合でもすぐに拾って渡すようにしましょう。
他には、バトンゾーン以外でバトンパスを行うのは反則になるので気を付けましょう。
タイミングが合わなくてバトンゾーンを出てバトンパスということにならないように、お互いの走るスピードはしっかりと打ち合わせすることが重要です。
また、バトンゾーンのスタート地点ギリギリで待っていて、渡す側がゾーンに足を踏み入れていないのに渡した場合も反則になるので、かならず受け取る側はゆっくりと走り出して渡す側がゾーンに入れるように誘導してあげることも大切ですよ。
まとめ
リレーはチーム戦なので、足が速い遅い関係なくみんなで頑張ることで優勝を勝ち取ることが出来る競技です。
バトンパスは一番重要なポイントですが、走者の順番も勝敗を分ける重要なポイントですので、何度も試行錯誤を繰り返してベストな順番を決めるようにしましょう。
そして、早めに順番を決めたら動かさずにしっかりとバトンパスの練習を行うようにしましょう。
作戦を練ってライバルの情報収集をするのも楽しいのがリレーですから、ぜひチームで真剣に取り組んでみてくださいね。