男女問わずに誰もが憧れるブランド「エルメス」。
飽きの来ないデザイン性に上質な素材。世界中から支持を受け、今もなお人気高いエルメスは、上質な素材ゆえに小物でも数万は下りません。
今回は、エルメスのレザーバック「ピコタンロック」について。
コロンとした可愛いフォルムだけでなく、豊富なカラーバリエーション。用途に合わせて選べるサイズ展開や素材が魅力なピコタンロックをご紹介します。
素材が上質なため、長期間使っても破れにくく良い状態が継続し、レザーの為、使えば使うほど味がでるというのも人気の秘密でしょう。
エルメスの歴史
エルメスの創業は1837年にまで遡り、この時代の唯一の交通手段として馬が用いられていました。創業者ティエリー・エルメスはフランス・パリ、マドレーヌ寺院界隈、現在のパリ9区にあたるバス=デュ=ルンパール通りにて馬具製品からスタートしました。
エルメスは、創業者ティエリー・エルメスから一族による経営を160年も続けています。
その後ナポレオン3世やロシア皇帝などを顧客として発展しました。
1879年に現在の本店があるパリ8区フォーブル・サントノーレ通り24番地へ工房を移転。
その後、自動車の発展による馬車の衰退を予見し、鞄や財布などの皮革製品に事業を移し成功に至った。
まだまだ歴史の浅いピコタン
ピコタンは2003年に発売され、まだまだ歴史の浅いバックです。
ピコタンの原型となったのは、元々馬や牛が食べる草を入れた籠の単位が由来で制作されました。この収納量と、持ち運びしやすい形状を反映されて出来上がったのがピコタンです。
現在ピコタンは製造中止となっていますが、現在でも人気は衰えません。
ピコタンの魅力はなに?
コロンとした可愛らしいフォルムは人気の秘密の一つでしょう。
見た目小さそうに感じますが収納力抜群で実用性は高く、荷物の出し入れもしやすいため、日常使いにとても便利です。
使いやすさや見た目もですが、用途に合わせて選べるサイズ、好みで選べ何種類も揃えられるカラーバリエーション。シンプルだからこそ、フォーマルにもカジュアルにも使うことができる万能さも人気の理由でしょう。
ピコタンとピコタンロック何が違うの?
「ピコタン」は2003年に販売開始され、その後ピコタンが進化し2008年から発売されているのが「ピコタンロック」です。
ピコタンとピコタンロックの大きな違いは
- 開口部分を押さえるベルト
- ベルトを止める「南京錠(カデナ)と鍵」がついていることです。
ピコタンロックのサイズ展開は4種類
開口部が大きく開くから、荷物の出し入れもスムーズなピコタンロックは、サイズのラインナップが4展開。
お出かけ時にも使いやすく人気のPMサイズ
サイズ:W18cm×H18cm×D13.5cm
1番小さいサイズながら収納力抜群!いつものお出かけ時にも十分対応。
エルメスのベアンも入るサイズです。ポーチ、ハンカチ、定期ケース、キーケース、スマホは余裕で入ります。
メインバックはもちろんサブバックとしても使えるサイズ感。
出典:Laxus公式サイトより
PMより一回り大きいMM
サイズ:W22cm×H22cm22cm
PMサイズより一回り大きくはなりますが大きすぎる鞄が苦手な方にオススメ。タブレットサイズも収納できるのでビジネスバックとしても使えます。
どんなシーンにも使えるサイズ感なので幅広く活用可能。
出典:Laxus公式サイトより
荷物の多い人にはGM
サイズ:W26cm×H27cm×D22cm
ペットボトルや小さめの日傘、PCでも収納できるサイズ。小旅行やお稽古ごと用、マザーズバックとしても使える容量です。
GMサイズから肩掛けができるハンドルサイズになります。
出典:Laxus公式サイトより
男性にもオススメなサイズTGM
サイズ:W31cm×H30cm×D23cm
ピコタンロックの中では一番大きいサイズ。男性が持っていても違和感のないサイズです。
ビジネスバッグはもちろん、旅行バッグにもぴったりです。
ピコタンロックの素材について
ピコタンロックの素材は主にトリヨンクレマンス、トゴ、ボックスカーフの3種類です。
傷が目立ちにくいトリヨンクレマンス
トリヨンクレマンスは牛革でとても柔らかく傷が目立ちにくい型押しなのが特徴です。
カジュアルシーンにピッタリの素材です。
型崩れのしにくいトゴ
エルメスの定番素材トゴ。ほどよい柔らかさとほどよい目の大きさで、型崩れのしにくい素材です。
ボックスカーフ
ボックスカーフは、トリヨンクレマンスとは真逆で主にフォーマルシーンにオススメな素材。傷もつきにくいという特徴もあります。
年月をかけて使うにつれて、独特な雰囲気を醸し出す素材です。
変わったデザインのピコタントレサージュ
ピコタンロックとは見た目が一味違う、2018年より展開された新デザイン『ピコタンロックトレサージュ』。
正式な名前は「ピコタンロック・トレサージュ・ドゥ・キュイール」。
ピコタンロックとの違いに、真っ先に目が行くのはハンドル部分でしょう。
「トレサージュ」とは、フランス語で革編みを意味します。異なる革同士を編み込むことで、ハンドルに模様が描かれているように見え、とてもハイセンスなデザインです。
ピコタンロックとの2つ目の違いは素材です。
通常ピコタンには「トリヨンクレマンス」が使用され、柔らかくくたっとしていて傷がつきにくく、ついても目立ちにくい素材です。
しかしトレサージュには「ヴォー・エプソン」という硬めで張りがあり、細かい型押しの素材が使われています。なので、中に詰め物をしなくても型崩れしにくいのが特徴です。
トレサージュは、カジュアルにもフォーマルにも合うデザインなので、これ1つあるだけでも重宝しますし、遊び心があってオシャレに見えます!
まとめ
ピコタンロックやピコタントレサージュはシンプルな表情と、ロデオやツイリー、チャームと組み合わせることにより、また違った表情になりとてもかわいいです。
カラーやサイズ、アクセントの小物で個性を出すも良し!シンプルに使いこなすも良しな、使い勝手のイイ、1つは持っていたい優秀バックです。ただ入手は容易ではないので、根気よく探してみましょう。