顎が突然ガクガクしはじめた!原因は?治療法は?
例えば、仕事をしている時、友人と談笑している時、顎がガクッとなったことはありませんか?
特に多いのが、話している時または食事中に、顎からガクガクッと音がする、という症状です。
この音は、人によってはジャリジャリだったり、ミシミシだったりします。
もしかして顎関節症?と思ってしまいます。
実はこの状態は、関節雑音というもので、顎関節症予備軍の範囲なのです。
予備軍なので、すぐの治療は必要ありません。
しかし、これから症状が進んでしまう可能性もあります。
予備軍だから大丈夫と思わずに、一度専門家に噛み合わせを見てもらっておいた方が安心ですね。
口を開けると顎が鳴る! 一体どういうこと?
では、この口をあけると鳴る音は一体なんなのでしょうか?
耳の前辺りで聞こえるような、顎から聞こえるような、開く度になる場所が変わったり、と不思議なものです。
実はこれは、関節の穴と、関節頭の間にあるクッションの役目をする関節円板の引っかかりが原因で、音が鳴っているのです。
顎の関節は関節円板という、クッションの役割をするものに乗った状態で動きます。
関節円板に乗ってる事で、スムーズに動き、大きくお口を開けることができるのです。
口を閉じた時に、関節円板が大きくズレる。
↓
口を開けるとズレが戻る。
↓
閉じるとまたズレる。
口の開け閉めをする度に、関節円板がズレるので、話したり口を大きく開けたりすると音が鳴るのです。
この引っかかり場所によって、音の鳴る部分が異なります。
一重にココ!とは断言できないものなのですね。