フジバカマ(藤袴)の花言葉や見頃・育て方は?源氏物語との関係は?

10月のお祭り
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フジバカマ(藤袴)は家の庭で育てられる?ベランダのプランターでは?

市販されているフジバカマは実はフジバカマではない可能性が大きいですが、ともあれ市販されているほど育てやすい花でもあります。

日当たりの良い場所で水はけの良い土を使い、地下茎もぐんぐん伸びるので地植えの場合は周囲に他のものを植えない、仕切りを埋めるなどの対策をしておきましょう。

プランターや鉢植えでも育てられますが、フジバカマは地下茎がぐんぐん伸びるので1~2年に一度は株分けをして植え替えるようにしてくださいね(地植えの場合は3~4年に一回)。

日当たりの良い場所で極端な乾燥を避け、地下茎がぐんぐん伸びて広がることに注意すればフジバカマは比較的簡単に育てられておすすめですよ!

フジバカマ(藤袴)と源氏物語の関係は?

フジバカマは秋の七草として万葉集に詠まれているのはもちろん、あの有名な源氏物語にも登場します。

「匂宮」で薫中将や匂宮の薫香の表現にフジバカマがあり、これはフジバカマは乾燥させると桜餅のような芳香を放つからという……香りのための花でもあったんですね。

源氏物語では香りの例えとして植物を挙げられていることが多く、フジバカマはそのひとつとして登場しているんです。

このように古い文学から登場しているフジバカマの香りを現在でも知ることが出来るというのは、昔を知るきっかけにもなりうれしいですね。

まとめ

フジバカマは日本の文学を見ても古くから親しまれ、身近にある花として知られていました。

現在は準絶滅危惧種に指定されているほど本来のフジバカマは少なくなってしまったものの、市販されているフジバカマなどでその雰囲気を楽しむことは出来ます。

またフジバカマは地下茎が伸びやすいことに注意すれば比較的育てやすい花で、鉢などで育てることも可能です。

ぜひこの興味を持った機会にフジバカマをじっくり鑑賞し、またおうちでもフジバカマを育ててみてくださいね!

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