納めの大師ってどんな行事?
弘法大師ってどんな人?
川崎大師、西新井大師どちらも弘法大師という高僧を御本尊とするお寺です。
弘法大師は空海という人のことで、遣唐使として中国へ渡り密教を学び、帰国してから真言宗という宗派を開きました。
空海は日本最初の漢字辞典を作成したり、故郷の治水工事を指揮したりと、仏教だけでなく文学を広めたり、人々の生活の助けになる仕事も手掛けました。
そのため真言宗は広く庶民にも広まり、今でも信仰を集めています。
納めの大師とは?
弘法大師の亡くなった日が3月21日であることから、毎月21日に縁日が開かれています。
縁日と聞くとお祭りとセットのような感じがします。
しかし縁日は本来、「神様仏様とご縁を結ぶ」という日です。
川崎大師、西新井大師では毎月の縁日を「大師の縁日」と呼び、その中でも12月に行われるものを「納めの大師」と呼んでいます。
川崎大師の納めの大師、みどころは?
川崎大師とは?
神奈川県川崎市にある真言宗のお寺です。
正式には「金剛山 金乗院 平間寺」という名前で、通称川崎大師と呼ばれています。
色々な災厄から守ってくれるとして厄除大師として有名です。
特に交通安全専門の祈祷場があり、交通安全のお守りは大変人気があります。
川崎大師納めの大師開催概要
日時:2023年12月21日(木)9:30~15:30
場所:境内特設道場(大山門入って左手)
12月21日は、今年1年最後のご縁日です。
この日は境内の特設道場で、1年間ご利益をいただいたお護摩札、お守りに感謝をする法楽を捧げます。
川崎大師 公式HP:
公共交通機関:京急川崎大師駅 徒歩8分
駐車収容台数:普通乗用車…700台 ※駐車料金無料
駐車場利用時間:8:00~17:00
【川崎日帰り旅①】川崎大師を参拝してみた!
川崎大師納めの大師みどころ:お焚き上げ
御利益を頂いたお札やお守りを供養するお焚き上げの法要が行われます。
1年間お世話になったお守りなどを持って供養して頂き、新しい御利益をゲットしに川崎大師へ行ってみてはいかがですか?
川崎大師納めの大師みどころ:久寿餅
川崎大師の境内にはありませんが、京急川崎大師駅から向かう際に通る参道や仲見世の商店街には和菓子店があります。
その中でも川崎大師に行ったら絶対食べたいのが久寿餅(くずもち)です。
他の地域の葛餅はくず粉でできていますが、川崎の久寿餅は小麦粉でできています。
そのため他ではない食感の久寿餅が食べられます。
なまもので賞味期限が短いのでできれば現地で食べてほしい川崎グルメです。
川崎大師 山門前 住吉 公式HP: